週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

SpottsWoode Sauvignon Blanc 2019

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今回はカリフォルニアのソーヴィニヨン・ブランをいただきます。

作り手はSpottsWoode。
Home - Spottswoode Winery

設立は1882年のこと。エチケットにも描かれるビクトリア調の建物が歴史を感じさせます。
1972年にマリー・ウェバー・ノヴァクとジャック・ノヴァックの両氏がワイナリーを購入、1982年からワインを生産しています。
現在は、マリー氏の娘、ベス・ノバック・ミリケン氏が経営にあたります。

ワイナリーがあるのは、ナパ・ヴァレーはセントヘレナの西の端、マヤカマス山脈の麓です。

1985年から有機栽培の取り組みを開始し、1992年にはカリフォルニア州認定有機農家(CCOF)の認証を取得しています。

ワイナリーは42 エーカー(約17ヘクタール)の敷地で、カベルネ・ソーヴィニヨンを中心に、少量のカベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、ソーヴィニヨン・ブランといった品種を栽培。
フラッグシップはカベルネ・ソーヴィニヨンを使ったエステート・カベルネ・ソーヴィニヨンで、ワインアドヴォケイトで100点も獲得しています。パーカー氏がナパ・ヴァレーののシャトー・マルゴーと評したとか。

そんなスポッツウッドから、今回はソーヴィニヨン・ブランです。
自社のブドウのほか、家族経営のワイナリーから買い付けたブドウを使用します。
アペラシオンではナパ63%、ソノマ37%の比率、ブドウ品種ではソーヴィニヨン・ブランが98%、セミヨンが2%とのこと。
フレンチオーク、ステンレス製の樽、アンフォラ、セラミックタンクとコンクリートタンクを組み合わせて発酵。

spoppswoode sauvignon blanc
色はやや緑がかったイエロー。アルコール14.1%。
ライム、青りんご、青草、時間が経つとパッションフルーツの香りも。
ネクターのようなフルーツ感ときれいな酸。スムーズな口当たりで、スルスル飲めます。余韻も長い。

基本情報

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