週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

Eguren Ugarte Rioja Crianza 2019

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今回はこちらのスペインワインです。

作り手はEguren Ugarte。
Bodegas Eguren Ugarte, una bodega familiar en Rioja Alavesa – Bodega Eguren Ugarte · Vinos · Enoturismo · Hotel

1870年設立の家族経営のワイナリーで、現在6代目になります。
ワイナリーがあるのはLaguardiaという町で、リオハの中では、リオハ・アラベサのエリアに属します。

リオハはスペインを代表するワイン生産地で、スペイン北東を流れるEbro(エブロ)川沿いに広がっています。
西から順に、リオハ・アルタ、リオハ・アラベサ、リオハ・オリエンタルの3つにエリアに分かれます。
リオハ・オリエンタルは最も下流・東側にあり、かつてはリオハ・バハと呼ばれていましたが、バハが「下」という意味があるため、「東方の」を意味するオリエンタルに改められました。

Eguren Ugarteがあるのはリオハ・アラベサ。
このエリアはエブロ川左岸にあり、バスク州アラバ県に全域が収まります。
バスク山脈に近いため、他地域に比べて標高が高めで、小さいブドウ畑も多くなっています。

リオハ・アラベサのエリア内に、Eguren Ugarteは約130haの自社ブドウ畑を所有しています。
土壌は粘土石灰質で、テンプラニーリョやガルナッチャといったスペインでよくみられる品種を中心に栽培しています。
また、ワイナリー観光にも力を入れているようで、敷地内に立派な宿泊施設やレストランも設けているようです。

今回のワインはクリアンサというカテゴリーのワインです。
セパージュは、テンプラニーリョ80%、ガルナッチャ・ティンタ20%。
ステンレスタンクで発酵、アメリカンオーク樽(新樽40%)で15か月熟成後、瓶内熟成6か月とのこと。

Eguren Ugarte Rioja Crianza 2019

深いルビー。アルコール14.5%。
ブラックベリー、ブラックチェリー、革、甘草、タバコ、バニラ。
濃い果実味に程よい酸味。タンニンは滑らかさがあります。アルコールのボリューム感はありつつも、全体的にはサラッとしていて飲み疲れません。

基本情報

  • 生産者 Eguren Ugarte
  • 産地 スペイン
  • 品種 テンプラニーリョ80%、ガルナッチャ20%
  • インポーター モトックス
  • 購入先 フェリシティ
  • 購入価格 1,606円
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