週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

Tribun Alira 2016

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今回はルーマニアワインです。

ルーマニアワインの歴史は古く、紀元前4000年頃にさかのぼります。 ワインの生産量は東欧の国の中ではトップクラスです。

ルーマニア国内は各地にワイン産地が広がりますが、今回の作り手であるArila があるのは黒海に近いドロブジャという地方。 ドロブジャは黒海ドナウ川に囲まれた丘陵地帯で、温暖な気候です。

ワイナリーは、ドナウ川の河畔にAliman(アリマン)とRasova(ラソヴァ)とい う畑を所有しており、この二つの名前を組み合わせてAliraと名付けられました。

栽培品種は、メルロー(47ヘクタール)、カベルネソーヴィニヨン(23ヘクタール)、フェテアスカ・ネアグラ(10ヘクタール)となっています。 Tribunのセパージュは、フェテアスカ・ネアグラ50%、メルロー30%、カベル ネ・ソーヴィニヨン20%と、栽培面積の比率とは違いフェテアスカ・ネアグラが主体。 半分を占めるフェアテスカ・ネアグラは、ルーマニア語で黒い乙女という意味。 モルドヴァが原産で、ルーマニアで栽培される主要な黒ブドウという位置づけ。 高いポテンシャルがあるとして期待の品種です。

tribun alira

ではテイスティングです。
色味は濃いガーネットで、フチはややオレンジがってみえます。
香りはブラックベリー、ペッパー、甘草、チョコレートで、香りの広がりは弱め。
味わいはタンニンがしっかり。酸味もあり、バランスを取ってる様子。

値段から考えるとしっかりしたワインで、コスパ良さそうです。

基本情報

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