週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

Baettig Vino de Region Pinot Noir 2024

今回はチリのピノ・ノワールです。

作り手はBaettig。
Baettig Wines -

Viña Errázuriz(ヴィーニャ・エラスリス)でチーフワインメーカーとして活躍したFrancisco Baettig氏が立ち上げた、自身の名前を冠したワイナリーです。
彼の曽祖父が19世紀後半にスイスから移住したのがMalleco Valley(マジェコ・ヴァレー)のTraiguén(トライゲン)という村で、その故郷に戻ってワイン作りをしています。

パートナーとして参画するのはCarlos de Carlos氏。
彼はエラスリスで一緒に働いていたこと、奥様がマジェコ・ヴァレー出身ということで、ハマったようです。

ワイナリーと畑のあるマジェコ・ヴァレーは、首都サンティアゴから南に600kmほどにあり、チリ最南端の産地のひとつ。
夏は温暖で、冬は寒く雨の多く降ります。
年間降水量が多く、ブドウ畑は灌漑を行わずに栽培可能。
また、低い気温と少ない日射量により、ブドウはゆっくり成熟し、酸味も残すことができます。 マジェコ・ヴァレーの中でも、トライゲンは中心的な産地としての位置づけで、独立のD.O.もあります。

こちらのワインは、そのD.O. Traiguénのピノ・ノワール。
自然酵母のみで、ステンレスタンクで発酵。
フレンチオークで10か月間熟成。
樽は古樽が中心ですが、一部新樽を使用。新樽比率はヴィンテージによって違うみたいです。

Baettig Vino de Region Pinot Noir 2024

やや紫がかった明るいルビー。アルコール12.5%。
ラズベリー、チェリー、土、シナモン、トマト。
ドライなアタック。きれいな酸味。タンニンは意外としっかりですが、丸みがあります。
甘さは少なく、野趣のあるスパイシーさがありつつも、全体としてクリアな印象です。

基本情報

  • 生産者 Baettig
  • 産地 チリ
  • 品種 ピノ・ノワール
  • インポーター ヴァンパッシオン
  • 購入先 フェリシティー
  • 購入価格 2,992円

ワインセラーウメムラ決算福袋2026

ワインセラーウメムラの決算福袋を購入しました。
4本11,000円を二つ注文しています。
ひとつだけワインを指定してオーダー。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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今回のラインナップはこちらでした。

  • Domaine Ste. Michelle NV
    ワシントン州コロンビア・ヴァレーの代表的な生産者のスパークリングワイン。瓶内二次発酵です。ちなみに箱付きでした。お値段2,475円。

  • Olivier Morin Constance Bourgogne Chitry Blanc 2022
    ブルゴーニュのシャルドネ。Chitryは、シャブリ地区に隣接する村。お値段4,950円。

  • Fritz Salomon Grüner Veltliner Maulbeerpark 2016
    オーストリアのグリューナー・ヴェルトリーナーですが、2016年ヴィンテージの長期熟成のもの。お値段4,180円。

  • Raul Perez Ultreia Godello 2023
    今回はこちらを希望。スペインのゴデーリョ。お値段3,800円。

  • Charles Ellner Rosé Brut Champagne
    泡2本目はロゼシャンパーニュ。エペルネに拠点を持つ家族経営の作り手。お値段6,600円。

  • Constantina Sotelo Octopus 2022
    前回に引き続き同じワイン。スペインのアルバリーニョ。お値段4,620円。

  • Domaine Elodie Roy Bourgogne Hautes-Côtes de Beaune Rouge 2022 アンヌ・グロで働いていたという新星エロディ・ロワのピノ・ノワール。お値段6,600円。
  • Château L'Hospitalet Grand Vin Rouge La Clape Gérard Bertrand 2020 最後はラングドックから。ワイナリーを所有するのは元ラグビー選手のジェラール・ベルトラン。お値段4,950円。

    以上、合計38,175円で、約1.7倍でした。
    希望したワインが控えめな価格だったからか、高い合計額でした。

  • Sketta Grecanico Cantina Marilina 2023

    今回はシチリアのオレンジワインです。

    作り手はCantina Marilina。
    Cantina Marilina – Vini differenti per vocazione – Noto – Sicily

    シチリアのワイナリーで醸造家として経験を積んできたAngelo Paternò氏が2001年に設立。
    当初からオーガニック栽培に取り組むだけでなく、リサイクル可能なガラスボトル、再生紙のラベル、天然コルクの採用と、サステナビリティを徹底しています。
    2007年からセラーの建設を開始し、2009年に完成させました。
    現在は娘のFederica氏とMarilina氏が運営し、Angelo氏はサポートとして関わります。

    ワイナリーはシチリアの南端に近いContrada San Lorenzo,にあります。
    石灰質土壌で、強烈な日差しと強い南風が吹く気候。
    ネロ・ダーヴォラ、モスカート、グレカニコといった土着品種を中心に、国際品種もあるようです。

    今回のワインはグレカニコを使用したもの。
    グレカニコ(Grecanico)という名前、イタリア語の「Greco(ギリシャの)」に由来するとされ、ギリシャ人が持ち込んだ品種と考えられていました。
    ​しかし、DNAを調べた結果、グレカニコはヴェネト州でソアーヴェを生み出すガルガネーガ(Garganega)と遺伝的に完全に同じことが判明しました。
    また、ギリシャ由来でもなく、イタリア各地の品種と親子や兄弟にあることも分かっています。判明しています。

    こちらのSkettaは、コンクリートタンクで長時間マセラシオン。
    その後6か月熟成し、瓶内でさらに3か月熟成。

    Sketta Grecanico Cantina Marilina 2023

    黄金色が入ったオレンジ。アルコール12%。
    マーマレード、紅茶、ハチミツ。シェリーっぽさも。
    酸味ほどほど。クリーミーで旨味あり、紅茶っぽいタンニン。
    厚みがありつつ、後味はさっぱりで、クセのないオレンジワインです。

    基本情報

    • 生産者 Cantina Marilina
    • 産地 イタリア
    • 品種 グレカニコ
    • インポーター アプレヴトレーディング
    • 購入先 トスカニー
    • 購入価格 2,596円

    Rocca Leoni Aglianico Campania 2021

    今回はこちらの赤ワインです。

    作り手はVilla Matilde Avallone。
    ウェブサイトは日本語対応です。
    Villa Matilde Avallone - official website

    1965年、弁護士のFrancesco Paolo Avallone氏が創設した家族経営のワイナリー。
    彼は古代ローマ時代の銘醸地、カンパーニアのファレルノのワインを復活させるべくワイナリーを始めました。
    現在は、息子のSalvatoreと娘のMaria-Idaが引き継いで運営。
    2000年には丘陵地帯のサンニオにある畑Tenuta Rocca dei Leoniを、2004年には山間部のイルピニアにあるTenute di Altaを立ち上げています。

    今回のワインは、Tenuta Rocca dei Leoniのもの。
    畑は海抜400mにあり、土壌は砂岩質の粘土、石英砂岩、化石堆積層の複雑な地層のところです。

    使用品種はアリアニコ(Aglianico)。
    アリアニコの語源については、「ギリシャの」という意味の「Hellanico」で、起源もギリシャとされていました。
    しかし、DNA研究の結果、ギリシャとは関係なく、南イタリアが原産と考えられています。
    非常に晩熟のブドウで、完全に熟すのは10月終わりから11月初め頃。
    タンニン、酸が豊富な品種で、バジリカータ州のタウラージ(Taurasi)DOCGは熟成能力もあり、南部イタリアを代表するワインも作られます。

    こちらのワインはアリアニコ100%のCampania I.G.P.というもの。
    ブドウの収穫は10月下旬。
    ステンレスタンクと大樽で3か月熟成。

    Rocca Leoni Aglianico Campania 2021

    暗いルビー。フチはピンクがかった紫。アルコール14%。安定剤にアカシア。
    プラム、ダークチェリー、シナモン、土、バルサミコ。
    ドライなアタック。酸味はやや控えめ。タンニンはザラッとしており収斂性があります。
    しっかりとしたボディ。酸味がもう少しあるとなお良さそうです。

    基本情報

    • 生産者 Villa Matilde Avallone
    • 産地 イタリア
    • 品種 アリアニコ
    • インポーター モンテ物産
    • 購入先 フェリシティー
    • 購入価格 1,856円

     

    Touraine Sauvignon l'Arpent des Vaudons 2023

    今回はロワールのソーヴィニヨン・ブランです。

    作り手はDomaine Jean-François Mérieau。
    Domaine Mérieau - Winemaker from father to son - Loire Valley Wines

    ワイナリーの起源は、第二次世界大戦後に未亡人となったGeorgina Mérieau氏に遡ります。
    同氏は一人でワイン作りを始め、娘のPaulette氏とその夫Jean氏がDomaine des Bois Vaudonsとしてスタート。
    彼らの息子Jacky Mérieau氏をはさんで、2000年にワイナリーを継いだのがJean-François Mérieau氏で、ワイナリー名もDomaine Jean-François Mérieauに改めました。

    ワイナリーがあるのはここ。
    ロワール川の支流Cher「シェール)川沿いです。

    畑はAOC Touraineのエリアに36ha所有。
    このうち、9〜10haを占めるのがl'Arpent des Vaudonsという区画で、今回のワインに使われるところです。
    この区画には、樹齢10年から60年のブドウの木が植えられています。

    発酵はステンレスタンクで、熟成はステンレスタンクで7か月ほど。

    Touraine Sauvignon l'Arpent des Vaudons 2023

    淡いレモンイエロー。アルコール13%。 メロン、白桃、リンゴ。わずかに青草。
    やや甘さがある口当たり。果実味しっかりで、まろやかさもあります。
    甘やかさとまろやかさの中に、控えめながらハーブのスッキリ感が全体をまとめてくれます。

    基本情報

    • 生産者 Domaine Jean-François Mérieau
    • 産地 フランス
    • 品種 ソーヴィニヨン・ブラン
    • インポーター モトックス
    • 購入先 フェリシティー
    • 購入価格 2,057円(アウトレット価格)

    Esporão Monte Velho Tinto 2023

    今回はこちらのワイン。

    作り手はHerdade do Esporão。
    Herdade do Esporão | Esporão

    1973年にJosé Roquette氏とJoaquim Bandeira氏が創設。
    1982年からはRoquette家の単独所有となっているようです。
    1980年代になるとワイナリーを建設し、1985年に最初のワインをリリースしています。

    ワイナリーがあるのはアレンテージョのReguengos de Monsarazというところ。
    総面積は1,840ha、敷地内には1,000haほどのコルク樫の森も。
    ブドウ畑は441haあり、約40の品種が有機栽培されています。

    このワインはお手頃価格の赤ワイン。
    品種はアラゴネス、トリンカデイラ、トゥリガ・ナシオナル、シラーのブレンドのようですが、公式サイト情報ではアリカンテ・ブーシェもブレンドされているみたいです。
    アレンテージョの広い地域のブドウを使っているので、IGPアレンテジャーノの格付けです。
    インポーター情報では、ステンレスタンクで発酵、アメリカンオークの木樽とステンレスタンクに分けて6か月間熟成し、ブレンドしてボトリング。

    Esporão Monte Velho Tinto 2023

    深いルビー。アルコール13.5%。安定剤にアカシアとメタ酒石酸。
    ブラックベリー、プラム、黒胡椒。かすかにチョコレート。
    フレッシュな果実味と酸味。タンニンは控えめ。ややスパイシーさも。
    後味にかけてベタつく感じがありますが、わりと酸味がしっかりで、サラッとした口当たり。

    基本情報

    • 生産者 Herdade do Esporão
    • 産地 ポルトガル
    • 品種 アラゴネス、トリンカデイラ、トゥリガ・ナシオナル、シラー
    • インポーター 木下インターナショナル
    • 購入先 トスカニー
    • 購入価格 1,628円

    Cusumano I Trubi 2022

    今回は三度登場のCusumanoのワインです。

    作り手はCusumano。
    Cusumano - Inspiration

    ワイナリー名でもあるCusumano家は、元々バルクワインを生産していましたが、Diego氏とAlberto氏の兄弟が自社によるボトル詰めを始めて創業。
    2000年にできた比較的新しいワイナリーです。

    ワイナリーは、シチリアの州都パレルモから西に20kmほどのところにあります。

    Cusumano Jalé 2022

    畑はシチリア内の5つの場所(Ficuzza、San Giacomo、Presti e Pegni、Monte Pietroso、San Carlo)に所有。
    それぞれの土地の個性を生かしたワイン作りをしています。

    今回のワインはSan Giacomoの畑のシラーを使ったものです。
    San Giacomo(サン・ジャコモ)は、シチリア島南部のCaltanissetta(カルタニッセッタ)県のButera(ブテーラ)にあります。
    標高は400mで、石灰質の白い土壌の畑です。
    ワインはステンレスタンクで発酵、熟成されます。

    Cusumano I Trubi 2022

    深く濃いルビー。アルコール14.5%。
    ダークチェリー、プラム、鉄、甘草、紅茶。
    アタックはドライ。タンニンはしっかりですが滑らか。酸味は強くないですが梅っぽさがあります。
    酸味と微かなスパイス感がさり気ないエレガントさを出しています。

    基本情報

    • 生産者 Cusumano
    • 産地 イタリア
    • 品種 シラー
    • インポーター フードライナー
    • 購入先 フェリシティー
    • 購入価格 2,008円

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