週刊ワイン

週刊ワイン

飲んだワインの備忘録。

Patrick et Christophe Bonnefond Sensation du Nord Viognier 2017

今回はこちらのワイン。

作り手はPatrick et Christophe Bonnefond。
Domaine Patrick et Christophe BONNEFOND - Côte-Rôtie & Condrieu

近隣のワイン生産者にブドウを売っていた家族経営の農家でしたが、1990年にパトリックとクリストフの兄弟が引き継ぎ、ワイン作りをスタートします。

畑は、コート・ロティ、コンドリューのほか、IGPのCollines Rhodaniennesに合計10haを所有。
栽培しているのは、シラーとヴィオニエの二種類です。

今回のワインであるSensation du Nord Viogoierは、IGPのワインではありますが、ブドウはコンドリューの周辺の畑のものが使用されています。
熟成は古樽で8か月。

Sensation du Nord Viognier 2017

ではテイスティングです。
色は濃いイエロー、アルコール13%。
香りは洋梨、あんず、カスタードクリーム。
果実味の強いアタックで、後味に苦味を伴います。
同じ品種で最近飲んだものより苦味にイヤな感じがなくて、(価格は違うけど)こっちの方がオススメ。

基本情報

  • 生産者 Patrick et Christophe Bonnefond
  • 産地 フランス
  • 品種 ヴィオニエ
  • インポーター ヴィノラム
  • 購入先 ワインセラーウメムラ
  • 購入価格 福袋6本22,000円(単品4,378円)

Dirler-Cadé Alsace Riesling 2017

今回はこちらのワイン。
アルザスリースリングです。

作り手はDirler-Cadé。
Accueil - Dirler Cadé

1871年、Jean Dirler(ジャン・ディルレ)がVins Dirlerを設立しました。
場所はBergholtz(ベルクホルツ)という、コルマールとミュルーズの間にある人口1,000人ほどの小さな村です。

1998年、5代目になって、ベルクホルツのとなりGuebwiller(ゲブヴィレール)のワイン生産者Domaine Hell-CadéのLudivine(リュディヴィーヌ)さんと結婚。
2000年以降、その畑を譲り受け、ワイナリーの名称もDirler-Cadéと改めます。

現在では18haの畑を所有しており、そのうち40%が4つのグラン・クリュ(Saering、Spiegel、Kessler、Kitterlé)にあります。

ワイン作りでは、1998年からビオディナミに転換。
2007年ヴィンテージからはすべてのワインでAB (Agriculture Biologique) と BIODYVIN の認定を受けています。
白ワインは除梗せず、エアプレス。 発酵はステンレスタンクで、シュールリーで9か月から12か月熟成。その後、軽くフィルターをかけて瓶詰めされます。

Dirler-Cade Alsace Riesling 2017
ではテイスティングです。
色はレモンイエロー、アルコールは13%。
香りは、柑橘類、青りんご。ペトロール香も。
柔らかな酸に、しっかりと果実味。ミネラル感もあります。

基本情報

  • 生産者 Dirler-Cadé
  • 産地 フランス
  • 品種 リースリング
  • インポーター いろはわいん
  • 購入先 ワインセラーウメムラ
  • 購入価格 福袋9本22,000円(単品3,520円)

Finca La Garriga 2014

今回はこちらのワイン。
スペインワインが続きます。

作り手はCastillo Perelada。
Vins i Caves Perelada

ワイナリーは、14世紀に建築されたペレラーダ城にあり、15世紀からワイン作り をしています。
1923年にMiguel Mateu(ミゲル・マテュー)が購入しました。

ワイナリーは、Empordà(エンポルダ)のPeralada(ペララーダ)村で、現在は お城のすぐそばに位置しています。

エンポルダというのは、スペイン北東部、フランスとの国境に接する地域の原産 地呼称認定地域です。そのエリアは地理的に北側のAlt Empordá(アルト・エンポルダ)とBaix Empordá(バシュ・エンポルダ)に分かれており、ペララーダはアルト・エ ンポルダにあります。

ペレラーダ社は5つの畑でブドウ栽培をしていますが、その土壌は多様です。
そのうち、ラ・ガリーガの畑は、砂と砂利が混じったシルトと粘土質土壌。

今回のワインは、Finca La Garrigaは、Samsó(サムソー)100%で作られます。
この品種、カリニェナ(カリニャン)のカタルーニャでのシノニムで、Cinsault(サンソー)ではありません。

Finca La Garriga 2014

ではテイスティングです。
色はガーネットで、フチは明るめ。アルコールは13.5%。
香りは、バニラ、ブラックベリー、甘草、土。
しっかりとした果実味にバニラの甘さ。酸もあり、バランスも取れていて、まったりと飲める印象です。

基本情報

  • 生産者 Castillo Perelada
  • 産地 スペイン
  • 品種 サムソ100%
  • インポーター 合同酒精
  • 購入先 ワインセラーウメムラ
  • 購入価格 福袋6本33,000円(単品3,850円)

Golf Medal Play Reserva de la Tierra 2015

今回はこちらのワイン。

作り手はReserva de la Tierra。
HOME - Reserva de la Tierra

公式サイトはありますが、中身は少なめ。
いろんな情報をまとめると、スペイン国内に6か所のワイナリーと 2,000haの畑を所有しており、年間生産本数は1億本に及びます。
ワイナリーの場所は、タラゴナ、リオハ、プリオラート、リベラ・デル・デュエロ、ルエダは記載がありました。あと一か所はわかりませんが、スペインに広く展開しているようです。

インターネットをあさったところ、原産地呼称の不正で捜索を受けているような記事があり、投資ファンドに買い取られているそうな。

それはそれとして、今回のワインは、同社のプレミアムワインのシリーズとしてリリースされているものです。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン60%、シラー40%。
アメリカンオークとフレンチオークで12ヵ月熟成されます。

Golf Medal Play Reserva de la Tierra 2015

やや濃いガーネット、フチは明るめ。アルコールは14%。
香りは、カシス、プラム、バニラ。
果実味しっかりでねっとりした甘さ。意外と酸が強く、抜栓初日は特に顕著に感じます。
二日目になって酸味が落ち着き、タンニンとバランスが取れてきます。

基本情報

Fontefico Cocca di Casa 2019

今回はこちら。
イタリアワイン通信講座第9回の2本目です。

作り手は第9回は共通のFontefico。
前回はペコリーノを使った白ワインでしたが、今回は赤ワイン、モンテプルチアーノ・ダブルッツォです。

モンテプルチアーノ・ダブルッツォ(Montepulciano d’Abruzzo)DOCは、アブルッツォ州の大部分が生産地域として認められており、年間1億本以上の生産本数と膨大です。
ブドウは、モンテプルチアーノ85%以上使用する必要があります。

アブルッツォ州のDOCGは、州北部のコッリーネ・テラマーネ(Colline Teramane)だけだったのですが、2019年にFonteficoもある南部キエーティ県内にTerre Tollesi/Tullum(テッレ・トレージ/トゥルム)DOCGが、新たに指定されています。

ちなみに、モンテプルチアーノという名称ですが、トスカーナ州のワイン「ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチャーノ」とは関係ありません。
こちらのモンテプルチアーノは地名を指し、使用されるブドウはプルニョーロ・ジェンティーレ(サンジョヴェーゼ)という紛らわしさ。

La Canaglia 2021

ではテイスティングです。
色は濃いガーネット。アルコールは15%。
香りは、プラム、ブラックベリー、バニラ。
口に含むと、青っぽさのあるアタック。アルコールのボリュームを強く感じます。
一番良さそうなのはボルドーグラス。味わいにまとまりがあります。

基本情報

  • 生産者 Fontefico
  • 産地 イタリア
  • 品種 モンテプルチアーノ
  • インポーター ヴィーノハヤシ
  • 購入先 ヴィーノハヤシ
  • 購入価格 2本で10,780円 (単品4,840円)

Fontefico La Canaglia 2021

今回はこちら。
イタリアワイン通信講座第9回の1本目です。

作り手はFontefico。
Homepage - Azienda Agricola Fontefico

1996年、Nicola Altieri(ニコラ・アルティエリ)とEmanuele Altieri(エマヌエーレ・アルティエリ)の兄弟が設立しました。
ワイナリーは、アブルッツォ州南部のヴァスト湾を望む海岸近くに位置しています。

15 ヘクタールのブドウ園を所有し、ペコリーノ、トレッビアーノ、モンテプルチャーノなど、この地域の在来種を栽培しています。
海風で乾燥した環境にあり、ブドウは有機栽培されます。

第9回は同じFonteficoから赤白が選ばれていますが、今回はペコリーノを使ったLa Canagliaというワインです。

ペコリーノといえば、同じ名前のチーズがあります。
このチーズは羊の乳を原料に作られるため、羊のイタリア語、ペコラから付けられました。
では、ブドウの名前はというと、由来に諸説ありますが、
・羊が好んで食べていた
・羊に食べさせるブドウだった
・羊飼いが使う笛にこのブドウの樹から作っていた
・羊飼いが羊の世話をしながら食べていた
と、こちらもどうやら羊に関係があるようです。

ブドウとしては、アブルッツォ州マルケ州で栽培される土着品種。
早熟ですが、果皮が薄い品種です。ただ、果皮の薄さから病気になりやすく、栽培に手間がかかります。

ワイン名のLa Canagliaとは、イタリア語でやり手の意味とのこと。
手のかかるペコリーノを栽培するやり手というところから付けられたそうです。

La Canaglia 2021

ではテイスティングです。
色はやや濃い目のライトイエロー。アルコールは14 %。
香りはカリン、ネクター、グレープフルーツ。
果実味多めで、まろやかさのある酸味。ミネラル感にハチミツのような甘さも感じます。アルコール感はそこまで強くありません。
一番すっきりとした味わいのリースリンググラスが好印象。グラスが大きくなるとぼやけた感じになります。

基本情報

  • 生産者 Fontefico
  • 産地 イタリア
  • 品種 ペコリーノ
  • インポーター ヴィーノハヤシ
  • 購入先 ヴィーノハヤシ
  • 購入価格 2本で10,780円 (単品4,840円)

Montefalco Rosso 2017

今回はこちら。
イタリアワイン通信講座第8回の2本目です。

作り手はLe Cimate。
Cantina Le Cimate Montefalco e-shop | Cantina Le Cimate Montefalco e-shop

1800年以来、農業を専門としてきたバルトローニ家ですが、2011 年にパオロ・バルトローニ氏がワイナリーを設立。
農地は170ha所有していますが、そのうちブドウ畑は23haです。

ブドウ畑は、Casale(カサーレ)という地区にあります。
海抜400mにあり、マルターニ山地に囲まれた昼夜の温度差が大きい地区です。
使用品種としては、土着品種のサグランティーノやトレッビアーノ・スポレティーノのほか、カベルネ・ソーヴィニヨンなど国際品種もあります。

サグランティーノはウンブリア州のモンテファルコで作られる品種です。
モンテファルコ・サグランティーノDOCはサグランティーノ100%で作られるワインで、 その子分的なモンテファルコ・ロッソもサグランティーノ100%、ではなく、サンジョヴェーゼ60%から70%、サグランティーノ10%から15%、その他15%から30%を使用。
Le Cimateのモンテファルコ・ロッソも、サンジョヴェーゼ60%、サグランティーノ20%、タナ10%、レフォスコ10%で作られます。

Montefalco Rosso  2017

色は暗いルビーで、粘度高め。アルコールは14.5%。
香りは、チョコレート、ブラックベリー、すもも、土、コショウ。
口がキュッとなるタンニンとたっぷりのアルコールのボリューム感。
ボルドーグラスが良さそう。それより大きくなるとぼやけた印象になります。
抜栓翌日にはタンニンがまろやかになり、甘さと酸とバランスが取れてきます。時間をおいて飲んだ方が良いですね。

基本情報

  • 生産者 Le Cimate
  • 産地 イタリア
  • 品種 サンジョヴェーゼ60%、サグランティーノ20%、タナ10%、レフォスコ10%
  • インポーター ヴィーノハヤシ
  • 購入先 ヴィーノハヤシ
  • 購入価格 2本で10,780円 (単品4,840円)
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