週刊ワイン

週刊ワイン

飲んだワインの備忘録。

Château Les Lattes 2015

今回はこちらのボルドーワインです。

Château Les Lattesのオーナーは、Vignobles de Terroir。
Accueil - Vignobles de Terroirs

Vignobles de Terroirは、ボルドーの名門シャトーで60年以上ワインを作ってきたTaillanグループとMerlaut家が2008年に立ち上げました。
傘下に、フランス国内のボルドーや南西地方の多数のシャトーを抱えており、そのうちのひとつがChâteau Les Lattesです。
Château Carcanieuxとは兄弟シャトーになります。

Chateau Les Lattes 2015

ややオレンジがかったガーネット。アルコール13%。
カシス、ブラックベリー、土、キノコ、チョコレート。
ドライなアタック。酸は弱めで、滑らかでしっかりとしたタンニン。
全体的に落ち着いた味わいで、熟成したニュアンスも感じられます。

基本情報

ヴィンテージ違いがありました。

Maison Pagnotta Bourgogne Pinot Noir 2015

阪神大ワイン祭で購入したブルゴーニュピノ・ノワールです。

作り手はMaison Pagnotta。
ウェブサイトは見つかりませんでしたので、ネットで拾った情報をまとめてみます。

1970年代にDomaine Pagnottaが誕生。当初はRully(リュリー)にありました。
1989年にイタリア移民のPagnotta家に買収され、現在のドメーヌ名に変更され、1990年にはChagny(シャニー)に新しいドメーヌを構えました。
その後、2017年にChanzyグループに所有権を譲渡しているようです。

Maison Pagnotta Bourgogne Pinot Noir 2015

淡いルビー。アルコール13%。
ラズベリー、イチゴ、シダ、腐葉土
やや強めの酸味とほんのり甘さ。サラッとしたタンニン。
購入した催事価格ならこんなもんかと思いますが、元値は倍くらいという話。ブルゴーニュの価格高騰を感じます。

基本情報

km482 Rhein River Dry Riesling 2018

今回はドイツのリースリングです。
先日開催された阪神百貨店阪神大ワイン祭で購入したワインです。

作り手はLouis Guntrum。
Home - Guntrum

1648年以来、ワイン作りをしてきたGuntrum家で、現在は11代目が所有しています。
ワイナリーはラインヘッセンのNiersteinにあります。

ラインヘッセンはドイツのワイン産地では最大の生産地。
その中でも、Niersteinはライン川に近く、東向きになるため、優れた産地とされています。

今回のワインはkm482というシリーズ。
これは、ライン川の482km地点で作られるということだそう。
ラインヘッセンテロワールを表すカジュアルなワインとなっています。
こちらのシリーズ用のウェブサイトも完備。
km482® | Origin - Nature - Inspiration - Desire

km 482 Rhein River Dry Riesling 2018

レモンイエロー、アルコール12.0%。
リンゴ、洋梨、柑橘、ハチミツ、ペトロール香も。
ドライとのことですが、かなり甘さを感じます。酸味はほどほど。ちなみに残糖量7.2g/Lです。
温度が上がると甘さが強調されるので、しっかり冷やしていただくのが良さそうです。

基本情報

  • 生産者 Louis Guntrum
  • 産地 ドイツ
  • 品種 リースリング
  • インポーター アールアンドダブリュ
  • 購入先 阪神百貨店
  • 購入価格 1,375円(催事価格)

J’Adore Classic Vin Sec Alb CUVÉE BLANC

今回はいただき物のモルドバのワインです。

作り手はAprioriWine。
Apriori Wine – Despre Noi

ウェブサイトの連絡先を見ると、モルドバの首都キシナウ( Chișinău)にあるようです。

一方、畑はモルドバ南西部のValul lui Traianという地域にあるとのこと。
ウェブサイトにはCantemir、Taraclia、Prut川沿い、Codrii Tigheciului自然保護区といった地名が挙がっています。

モルドバという国は1991年に独立して誕生した国ですが、ワイン作りは5,000年ほどの歴史があります。
黒海の北西で、西をルーマニアに、それ以外をウクライナに囲まれた国です。
国内は大きく3つの生産エリアに分かれ、中央部のCodru、南東部のStegan Voda、南西部のValul lui Traianに分類されます。

栽培品種は国際品種が多数を占めますが、一部土着品種でも重要なものがあります。
白ブドウではFeteasca Alba(フェテアスカ・アルバ)、Feteasca Regala(フェテアスカ・レガーラ)、黒ブドウではFeteasca Neagra(フェテアスカ・ネアグラ)、Rara Neagra(ララ・ネアグラ)といったものです。
これらはルーマニア原産ですが、ルーマニアモルドバは歴史的につながりが深いことから、栽培されているものと思われます。

今回のワインは国際品種のブレンドで作られており、ピノ・ブラン40%、ソーヴィニヨン・ブラン30%、シャルドネ30%とのこと。

J’Adore Classic Vin Sec Alb CUVÉE BLANC

レモンイエロー、アルコール12.5%。
柑橘、リンゴ、ハーブ。
酸味が効いたアタック。オレンジのような果実味に、オレンジピールのようなほろ苦さ。

基本情報

Delaware Girl 2022

今回はいただき物の日本ワインです。

作り手はヒトミワイナリー。
NIGORIWINE- HITOMIWINERY

ワイナリーの創設者である図師禮三氏は、1984年にアパレルメーカーの会長となった際、独自のワイン作りをすべく、ゼロからワイン作りをスタートし、1991年にヒトミワイナリーが正式オープンしました。
2006年からは生産するすべてのワインがにごりワインとなっています。

ワイナリーがある東近江市に自社畑があり、数種類の品種を栽培しています。
珍しいところでは、カベルネサントリーという、サントリーが開発した品種があります。
また、日本各地のブドウも使用しており、今回のワインも、山形県のブドウです。

使用するのはデラウェア
デラウェアは生食用になることが多いですが、山形県ではマスカット・ベーリーAと並んでワイン用品種としてトップの生産量を誇ります。
そんな山形県デラウェアですが、こちらのワインは山形県高畠町の石部恵子さんという方が栽培したデラウェアが使われます。

2/3は白ワインとして、1/3は全房発酵のオレンジワインとしてそれぞれ仕込み、別々のタンクで熟成させた後にブレンドした、白ワインとオレンジワインの要素を持ったワインとのこと。

Delaware Girl 2022

やや薄めのオレンジ。かなりの濁り。アルコール11%。
ネーブルオレンジ、青りんご。石灰っぽさも。
チリチリ感とピリッとした酸味。果実味強く、旨味もあり。ほんのり苦味も。

基本情報

  • 生産者 ヒトミワイナリー
  • 産地 日本
  • 品種 デラウェア
  • 購入先 いただき物
  • 購入価格 -円

Glenelly Estate Reserve Chardonnay 2021

前回と同じ作り手のシャルドネです。

作り手はGlenelly。
Glenelly Estate | World-Class Wine Estate in Stellenbosch

オーナーは、ボルドーの2級「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド」の元オーナーであるMay-Eliane de Lencquesaing(メイ夫人)。
17世紀にフランスのユグノーが土地を所有して以来、所有者が何度も変わりながら、2003年にメイ夫人が所有するに至っています。
彼女は、Simonsbergの山の南斜面にポテンシャルを感じたことから、このワイナリーを購入しています。なんと購入時は78歳でした。
ちなみに、ピション・ラランドの方は、2007年にルイ・ロデレール社に売却しています。

ワイナリーがあるのはこちら。
ステレンボッシュの市街地からほど近いところです。

ワイナリーは近代的な4階建ての建物で、うち3階が土地の傾斜を生かした地下の構造です。
そのため、上の階から重力に従ってワイン作りをするグラビティ・フロを採っています。
生産するワインは3つのラインナップがあります。

フラッグシップはLady May。オーナーの名を冠したボルドースタイルのワインです。
エントリークラスはGlass Collection。単一品種で作られるリーズナブルなワインです。
その中間のミドルクラスがEstate Reserve。今回のワインでもあります。

Estate Reserveのシャルドネは、シャルドネ100%で作られます。
ブドウは房ごとプレスし、500Lの新樽と2年目のフレンチオーク樽で天然発酵、熟成。

Glenelly Estate Reserve Chardonnay 2021

明るいゴールドイエロー、アルコール12%。
柑橘、白桃、マンゴー、バター、バニラ。
思ったより果実味がしっかりですが、キレイな酸味と樽のまろやかさもある良くできたワインです。

基本情報

  • 生産者 Glenelly
  • 産地 南アフリカ
  • 品種 シャルドネ
  • インポーター マスダ
  • 購入先 フェリシティ
  • 購入価格 2,530円

Glenelly Estate Reserve Red 2016

今回は南アフリカのワインです。

作り手はGlenelly。
Glenelly Estate | World-Class Wine Estate in Stellenbosch

オーナーは、ボルドーの2級「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド」の元オーナーであるMay-Eliane de Lencquesaing(メイ夫人)。
17世紀にフランスのユグノーが土地を所有して以来、所有者が何度も変わりながら、2003年にメイ夫人が所有するに至っています。
彼女は、Simonsbergの山の南斜面にポテンシャルを感じたことから、このワイナリーを購入しています。なんと購入時は78歳でした。
ちなみに、ピション・ラランドの方は、2007年にルイ・ロデレール社に売却しています。

ワイナリーがあるのはこちら。
ステレンボッシュの市街地からほど近いところです。

ワイナリーは近代的な4階建ての建物で、うち3階が土地の傾斜を生かした地下の構造です。
そのため、上の階から重力に従ってワイン作りをするグラビティ・フローを採っています。

生産するワインは3つのラインナップがあります。
フラッグシップはLady May。オーナーの名を冠したボルドースタイルのワインです。
エントリークラスはGlass Collection。単一品種で作られるリーズナブルなワインです。
その中間のミドルクラスがEstate Reserve。今回のワインでもあります。

Estate Reserveの赤は多品種のブレンドで、ブレンドの内容はヴィンテージによって異なります。
2016ヴィンテージは、インポーターサイトによるとカベルネ・ソーヴィニョン35%、メルロー30%、シラー15%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド10%とのこと。

Glenelly Estate Reserve Red 2016

濃いガーネット、フチは枯れたオレンジで熟成感あり。アルコール14%。
カシス、ブラックベリー、コーヒー、ゴボウ、黒蜜、ピーマン。
凝縮感ある果実の甘味とほどよい酸味。タンニンは緻密でしっかり。ドライな口当たりで、滑らかなな味わい。余韻も長く残ります。

基本情報

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