週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

ゴクローサワー 2024

今回はいただきものの日本ワインです。

作り手はヒトミワイナリー。 ヒトミワイナリー|試飲できる日本ワイン,無濾過にごりワイン,ワイン酵母パンの製造|滋賀県東近江市

ワイナリーの創設者である図師禮三氏は、1984年にアパレルメーカーの会長となった際、独自のワイン作りをすべく、ゼロからワイン作りをスタートし、1991年にヒトミワイナリーが正式オープンしました。
2006年からは生産するすべてのワインがにごりワインとなっています。

ワイナリーがある東近江市に自社畑があり、数種類の品種を栽培しています。
珍しいところでは、カベルネ・サントリーという、サントリーが開発した品種があります。
また、日本各地のブドウも使用してワインを作っています。

こちらのワインは、山形県置賜地区のデラウェアを使用した微発泡ワインです。
以下、ワイン紹介文から引用すると、

山形県置賜地区のデラウェアを使用しました。 完熟前の青いデラウェア(青デラ)のみで発酵させ、瓶詰め時に完熟デラの果汁を添加することで、野生酵母による瓶内二次発酵をさせています。青デラの中には単為結果ぶどう(結実不良で種が入らず成熟の早い粒)も含まれていたため、酸っぱさだけじゃない甘いアロマも持ち合わせた味わいに仕上がっています。

酸化防止剤不使用で、清澄・濾過なしのにごりワイン。
栓もコルクではなく王冠です。

ゴクローサワー 2024

薄いレモンイエロー。弱めながら細かな泡立ち。アルコール6%。
レモン、グレープフルーツ、はちみつ。
フレッシュで強い酸味。さっぱりしつつも、旨味の厚みも感じます。
キュッとなる酸っぱさと旨味が身体に染みます。暑い日にぴったり。

基本情報

  • 生産者 ヒトミワイナリー
  • 産地 日本
  • 品種 デラウェア
  • 購入先 いただきもの
  • 購入価格 -円

Muscadet Sèvre Et Maine Sur Lie Vieilles Vignes Poiron Dabin 2023

今回はこちらのフランスワイン。

作り手はDomaine Poiron Dabin。
Domaine Poiron Dabin – muscadet – pinot gris – gros plant – vins du pays nantais – vins de loire

1858年に設立されたワイナリー。
1962年にJean PoironとThérèse Dabinが結婚し、ブドウ畑を増やしたことで、規模を拡大。
2004年からはJean-MichelとLaurentの兄弟が経営しています。

ワイナリーがあるのは、ナントの南東に位置するChâteau-Thébaud。

こちらのワインは、Muscadet Sèvre Et Maine AOCのもの。
Sèvre Nantaise川とその支流Maine川の周辺が生産地域で、ロワール川河口が近いため、温暖な海洋性気候です。
ただ、時折厳しい寒波に見舞われ、1709年には、厳冬によってブドウの木が多数枯れてしまいました。
その際に導入されたのがミュスカデ(Muscadet)でした。

ミュスカデはムロン・ド・ブルゴーニュ(Melon de Bourgogne)とも言い、その名のとおりブルゴーニュ地方原産とされます。
ブルゴーニュでは栽培されていませんが、寒さに強く早熟なため、ロワール下流域で定着するに至りました。
ミュスカデで特徴的なのがシュール・リー(sur lie)の手法。
シュール・リーは、フランス語で「澱の上」を意味し、アルコール発酵後、ワインと澱をそのままで熟成させる醸造手法で、酵母の風味や旨みをワインにもたらすことができます。
ミュスカデは風味が豊かと言えず、薄いワインとなりがちな品種なので、そこを補ってくれます。

今回のワインは、平均樹齢45年の古木よのブドウを使用。
AOCの規定では3月1日まではシュール・リーが必要ですが、法定期間より長くシュール・リーをしているとのこと。

Muscadet Sevre Et Maine Sur Lie Vieilles Vignes Poiron Dabin 2023

緑がかった薄いレモンイエロー。アルコール12%。
柑橘、ライム、グレープフルーツ。
爽やかでしっかりした酸味。口当たり軽やか。苦味を伴うミネラル感に、ほのかな旨味。
コンパクトな仕上がりですが、気軽に飲める親しみやすいワインです。

基本情報

  • 生産者  Domaine Poiron Dabin
  • 産地 フランス
  • 品種 ミュスカデ
  • インポーター ローヤルオブジャパン
  • 購入先 トスカニー
  • 購入価格 1,848円

Alta Mora Etna Rosso 2023

今回はシチリアのネレッロ・マスカレーゼです。

作り手は何度目かのCusumano。
Cusumano - Inspiration

ワイナリー名でもあるCusumano家は、元々バルクワインを生産していましたが、Diego氏とAlberto氏の兄弟が自社によるボトル詰めを始めて創業。
2000年にできた比較的新しいワイナリーです。

ワイナリーは、シチリアの州都パレルモから西に20kmほどのところにあります。

畑はシチリア内の5つの場所(Ficuzza、San Giacomo、Presti e Pegni、Monte Pietroso、San Carlo)に所有。
それぞれの土地の個性を生かしたワイン作りをしています。

そして2013年に、彼らの父Francesco氏とともに、エトナで新たなプロジェクト「Alta Mora」をスタート。 ウェブサイトも別で作られています。
Alta Mora - Cusumano - Etna D.O.C Wines

上記サイトには、所有する畑として、Guardiola、Pietramarina、Verzella、Feudo di Mezzo、Solicchiataが紹介されています。

今回のワイン、エトナ・ロッソはVerzella、Solicchiata、Feudo di Mezzo、Guardiolaの4区画のブドウを使用します。
いずれもエトナ山の北東のエリアにあり、北東側の山の麓に近い、標高800mから1,000mにあるのがGuardiola。
Guardiolaから見て、北にFeudo di Mezzo、北東にVerzella、東にSolicchiataという位置関係です。

ステンレスタンクで発酵、2,500リットルの大樽で熟成。熟成は6か月のようです。

Alta Mora Etna Rosso 2023

深いルビー。アルコール14%。安定のDIAM10。
ラズベリー、チェリー、コショウ、甘草、土、バニラ。
口が渇くくらいドライ。やや強い酸味、緻密で豊富なタンニン、後味にはスパイシーさも。
ブルゴーニュらしさを感じる味わいで、好印象。抜栓直後は酸味がかなり強く、時間を空けた方が良さそうです。

基本情報

  • 生産者 Cusumano
  • 産地 イタリア
  • 品種 ネレッロ・マスカレーゼ
  • インポーター フードライナー
  • 購入先 フェリシティー
  • 購入価格 2,971円

Stellenrust Chenin Blanc 2025

今回はこちらのワインをいただきます。

作り手は何度目かの登場のStellenrust。
Wine From Stellenbosch | Stellenrust Wines

1928年に設立された家族経営のワイナリーです。
所有する畑は400haほどと、家族経営としては南アフリカで最大規模を誇ります。
2012年のロンドンオリンピックでは、公式ワイナリーに選ばれました。

ワイナリーがあるのはステレンボッシュの南東。

そして、畑があるのはHelderbergとBottelary Hills。
Helderbergはワイナリーのさらに南東側の山の麓にあります。
Bottelary Hillsは、ステレンボッシュの北西の丘陵地帯です。

こちらのStellenrust Chenin Blanc は、公式サイトによるとプレミアムレンジのワイン。
ラインナップから見ると標準的なレンジにあたるようです。

使用するブドウは樹齢30年から48年のもの。
発酵は、16%はフレンチオークの古樽、84%はステンレスタンクを使用します。
発酵後は樽、ステンレスタンクともに、5か月間シュール・リーで熟成し、その後ブレンドされます。

Stellenrust Chenin Blanc 2025

淡いストローイエロー。アルコール13.5%。
ライム、青リンゴ、パパイヤ。 、はちみつ。 すっきりしっかりな酸味。ミネラル感。太めの甘さが後味まで引っ張ります。
酸味中心かと思いきや、意外と果実の甘さがしっかりでした。

基本情報

  • 生産者 Stellenrust
  • 産地 南アフリカ
  • 品種 シュナン・ブラン
  • インポーター マスダ
  • 購入先 フェリシティー
  • 購入価格 1,822円

試飲会に行きました

先日、ワインショップの試飲会がありました。
この日はインポーターのトレジャーフロムネイチャーさんのワインが12種類いただけました。

その中で赤白一本ずつ、一番良かったものをご紹介します。

白はAlessandro ViolaのNote di Bianco 2025。
Alessandro ViolaのNote di Bianco 2025

白は、普通の白は少なく、オレンジワイン中心でした。
このワインもシチリアのグリッロ100%で作るオレンジワインで、香りが一番しっかり感じられました。
ノンフィルターらしく濁りがありますが、口当たりが柔らかく、オレンジ感は薄い印象。
参考価格4,200円。


赤ワインではこちらが良かったです。
Andrea CerviniのVino del Poggio Rosso 2018。
Vino del Poggio Rosso 2018

エミリア・ロマーニャ州のバルベーラ100%のワインです。
2018年と最近のヴィンテージではないからか、薬草やスパイスの香り。
溶け込んだ酸とタンニンから熟成感が感じられる面白いワインでした。
参考価格4,500円。


G7 Cabernet Sauvignon 2024

G7は北海道のセイコーマートの輸入ですが、ウェルシアで販売しているようで、店頭で見かけたのでお試しです。
こちらはカベルネ・ソーヴィニヨンです。

作り手はViña del Pedregal。
Viña Del Pedregal | Chile | Valle del Maule: Delpedregalwines.com

スペインのアストゥリアスからチリのLoncomilla Valley(ロンコミージャ・ヴァレー)に来たCarlos Adolfo del Pedregal 氏が1825年に立ち上げたワイナリー。
ボルドーからカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、コット(マルベック)をいち早く導入したんだとか。

ワイナリーがあるロンコミージャ・ヴァレーは、Maule Valley(マウレ・ヴァレー)のサブリージョン。
Viña del Pedregalは域内に4つの畑を所有しています。

G7は、彼らの7代にわたる歴史に由来するシリーズ。
セイコーマートでは2009年から輸入しているそうです。
前回のシャルドネ同様、D.O.Valle Central。
醸造については不明でした。
セイコーマートのウェブサイトの情報も乏しいです。

G7 Cabernet Sauvignon 2024

透けないガーネット。アルコール13.5%。 カシス、ピーマン、ブラックベリー、チョコレート。
酸味、タンニン強めで、タンニンは荒さがあります。
抜栓直後は鉄っぽさと青さが目立ちます。二日目になる鉄っぽさは落ち着きますが、青さは引きずります。
悪くはないものの、もう一歩…ですが、1,000円アンダーならこんなもんでしょうか。

基本情報

  • 生産者 Viña del Pedregal
  • 産地 チリ
  • 品種 カベルネ・ソーヴィニヨン
  • インポーター セイコーフレッシュフーズ
  • 購入先 ウェルシア
  • 購入価格 800 円

G7 Chardonnay 2025

G7は北海道のセイコーマートの輸入ですが、ウェルシアで販売しているようで、店頭で見かけたのでお試しです。
二種類見かけたうち、まずはシャルドネです。

作り手はViña del Pedregal。
Viña Del Pedregal | Chile | Valle del Maule: Delpedregalwines.com

スペインのアストゥリアスからチリのLoncomilla Valley(ロンコミージャ・ヴァレー)に来たCarlos Adolfo del Pedregal 氏が1825年に立ち上げたワイナリー。
ボルドーからカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、コット(マルベック)をいち早く導入したんだとか。

ワイナリーがあるロンコミージャ・ヴァレーは、Maule Valley(マウレ・ヴァレー)のサブリージョン。
Viña del Pedregalは域内に4つの畑を所有しています。

G7は、彼らの7代にわたる歴史に由来するシリーズ。
セイコーマートでは2009年から輸入しているそうです。
D.O.Valle Centralで、ブドウ畑はアンデス山脈の麓近く。
土壌は砂壌土から粘土まで多様です。
醸造については不明でした。

G7 Chardonnay 2025

薄いレモンイエロー。アルコール13%。
青リンゴ、洋梨、あんず、ハーブ。
シャープな酸味。果実味はほどほど。余韻は短く、スッと消えます。
ややアルコール感がありますが、値段を考えたら十分です。

基本情報

  • 生産者 Viña del Pedregal
  • 産地 チリ
  • 品種 シャルドネ
  • インポーター セイコーフレッシュフーズ
  • 購入先 ウェルシア
  • 購入価格 800円

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