今回はこちらのワインです。
作り手はPaul Cluver。
Home Paul Cluver Family – Pioneer in Cool Climate Elgin, South Africa
1896年に南アフリカのエルギンで設立された家族経営のワイナリー。
エルギンは、ケープ・サウス・コースト地域にあり、ユネスコの生物圏保護区Kogelberg(コッヘルベルフ)に囲まれた、冷涼なエリアです。
ポール・クルーバーも、この保護区内にあり、環境に配慮したワインづくりをしています。
ワイナリーは、okkeveld Shale(ボッカフェルト・シェール)という粘土と鉄分が多い頁岩のところと、フェリクリートという礫岩の土壌があり、前者ではピノ・ノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランを、後者ではリースリングが栽培されます。
ワインのラインナップは3種類。
フラッグシップのセブンフラッグス、リーズナブルなヴィレッジ、間のエステートです。
その中から、今回はヴィレッジのピノ・ノワール。
一番手頃なラインですが、ブドウは手摘みで収穫されます。
発酵は、20%が天然発酵で、80%はブルゴーニュの酵母を使用します。
フレンチオークとステンレスタンクでマロラクティック発酵後、15%をフレンチオークで3ヵ月熟成したものを加えています。
色は淡いルビー。
香りはラズベリー、革、コショウ、ハーブ。
酸味が強めながら甘酸っぱくて、親しみやすい味わいです。
基本情報
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