今回はこちら。
イタリアワイン通信講座第2回のピエモンテ州から2本目です。
作り手はStroppiana。
Cantina Stroppiana SSA - Fraz. Rivalta La Morra (CN)
設立は1960年代で、ご主人のDario(ダリオ)氏と彼の妻、息子、娘、家族経営のワイナリーです。
生産するバローロとバルベーラダルバには、それぞれ息子、娘の名前わ冠したものも。
ワイナリーがあるのは、バローロの生産地のひとつLa Morra(ラ・モッラ)です。
畑はラ・モッラと、Bussia(ブッシア)にも所有しており、栽培しているのはネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットのほか、白ブドウのNascetta(ナシェッタ)という品種。
このうち、ネッビオーロを使ったバローロは、ラ・モッラとブッシアのそれぞれの区画で作ったものと、両者を使ったレオナルド(息子の名前)とがあります。
今回のランゲ・ネッビオーロも、二つの区画のブドウを使用したものですが、畑の位置や条件が異なるようです。
ステンレスタンクで発酵させた後、フレンチオークの小樽でマロラクティック発酵を行い、12ヶ月間熟成。さらに3か月から4か月の間、瓶内熟成させます。
他方、バローロのレオナルドという商品は、発酵後、バリックで24ヶ月間熟成。フレンチオークの大樽でブレンドし、収穫から3年目の8月に瓶詰め。さらに10か月から12か月、セラーで熟成と、かなり手間がかかっています。
色さ明るいルビー、アルコール13.5%。
香りはブラックベリー、シナモン、甘草、カカオ。
香りと味わいのボリュームでバランスがいいのはボジョレーグラスでした。
ブルゴーニュグラスはやや大きすぎるようです。
基本情報
- 生産者 Stroppiana
- 産地 イタリア
- 品種 ネッビオーロ
- インポーター ヴィーノハヤシ
- 購入先 ヴィーノハヤシ
- 購入価格 2本で10,780円 (単品4,840円)