今回はこちらのワイン。 数年前に現地で購入したブルゴーニュのピノ・ノワールです。
作り手はDomaine Audiffred。 http://www.bourgogne-audiffred.com/index-uk.html
創業は1965年の家族経営のワイナリー。
現オーナーはHenri Audiffred氏で、元々はDRC社の12人の正社員の一人として、ロマネ・コンティとラ・ターシュの栽培とともに、醸造も担当していました。
2003年に実家のドメーヌを継ぎ、2007年にDRC社を退社。自身のワイン作りをスタートしました。
所有する畑はジュヴレ・シャンベルタンからポマールまでの合計5haです。
ドメーヌは、ヴォーヌ・ロマネにあり、DRCまでもほど近いところにあります。
ブドウ作りに関しては、化学肥料や殺虫剤などは使用しないリュット・レゾネで、一部の畑ではビオロジック栽培を取り入れています。
また、醸造はDRCでの経験を基に、極力手をかけないナチュラルなワイン造りを行いますが、DRCとは異なり、ブドウは100%除梗するとのこと。
ちなみに、今回のワインAux Champs Perdrixは、ラ・ターシュのすぐ上側にある畑です。
明るいルビー。アルコール13%。
熟したラズベリー、黒土、甘草、シナモン。
ほどよい酸味と溶け込んだタンニン。旨味も。