週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

Domaine Theulot Juillot Mercurey 1er Cru Champs Martin 2018

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今回はこちら。
ピノ・ノワールが続きますが、今回はブルゴーニュです。

作り手はDomaine Theulot Juillot。
Domaine Theulot-Juillot | Fine Burgundy Wines - Mercurey - Tasting and cellar door sales

Marguerite JuillotとÉmile Juillotが創設した家族経営のワイナリーです。
1987年にMargueriteから孫娘のNathalieに引き継がれましたが、女性から女性へと引き継ぐことは珍しいことだそうで、この生産者の特徴ともいえます。
現在はNathalieとその夫による経営となっています。

ワイナリーはメルキュレイにあり、畑もメルキュレイをメインに合計 12haほどを所有。
ブルゴーニュでも地味めなコート・シャロネーズにあって、メルキュレイは優れた産地という位置づけです。 プルミエ・クリュの畑が多数あり、こちらの生産者でもいくつかプルミエ・クリュのメルキュレイを作っています。中でもLa Caillouteは、この生産者のモノポールで、フラッグシップです。

今回のChamps Martinは、モノポールではありませんが、プルミエ・クリュのひとつ。
メルキュレイの中でも大きなプルミエ・クリュのひとつで、生産量の80%がピノ・ノワールとなっています。

Theulot JuillotのChamps Martinは、南南東向きの標高300mの泥灰岩の畑で、樹齢30年から40年のブドウが使われます。 栽培には除草剤を使用せず、必要に応じて摘芽とグリーンハーベストで収量を制御し、収穫は手摘みです。
100%除梗のうえ、発酵前に15℃で3日間マセラシオンし、15日間のバトナージュ。
熟成は新樽25%で12か月行います。

Domaine Theulot Juillot Mercurey 1er Cru Champs Martin 2018

色は暗めのルビー。アルコール13%。
ラズベリー、いちご、すもも。香りの広がりは少なめ。
酸は穏やかで、タンニンは滑らか。柔らかな味わいだが、大人しめ。
抜栓二日目でも全体的に閉じた印象で、残念感があります。

基本情報

Champs Martinのブランしかありませんでした。

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