今回はこちらのワイン。
ブラン・ド・ブランのシャンパーニュです。
作り手はDomaine la Borderie。
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Marie Normand(マリー・ノルマン) とSimon(シモン)の姉弟がワイン作りを始めたのは2013年のこと。
ワイナリーは、コート・デ・バールのBar-sur-Seine(バール・シュール・セーヌ)にあります。
コート・デ・バールは、
シャンパーニュ地方の中心から南にかなり離れた地域で、県もまたぎます。
栽培品種としては、
ピノ・ノワールが中心。白ブドウでは、
シャルドネや
ピノ・ブランが作られます。
シャンパーニュ地方唯一の非発泡
ロゼワインの
AOC、ロゼ・デ・リセを作るLes Riceyの村もこのコート・デ・バールにあります。
Domaine La Borderieは、バール・シュール・セーヌとその周辺に合計11haの畑を所有し、
ピノ・ノワール、
シャルドネ、
ピノ・ムニエ、そして
ピノ ブランを栽培しています。
大手企業向けにも栽培していますが、自社生産を増やしており、2019年の生産本数は15,000本にまでなっているとのこと。
ピノ・ブランは、
ピノ・ノワールの突然変異で生まれた品種で、
ブルゴーニュで発見されました。
フランスでは
アルザス地方で栽培されるほか、イタリアでは
ピノ・ビアンコとして栽培され、フランチャコルタにも使われる品種です。
シャンパーニュ地方ではBlanc Vraiとも呼ばれ、
シャンパーニュに使用可能な品種となっています。
La Confluenteは、
シャルドネ80%と
ピノ・ブラン 20%を使用するブラン・ド・ブランの
シャンパーニュ。
セーヌ川とアルス川が合流するMerrey sur ArceとBar sur Seineのふたつのコミューンにある区画のブドウが使われます。
川の合流地点の南東をMerrey sur Arceが、残りをBar sur Seineが、ぐるりと囲むように位置しています。
特に記載はありませんが、どうやら2014年のミレジムのようです。
5%をオーク樽で熟成。瓶内熟成は45か月。
ではテイスティングです。
色は明るいゴールド、泡立ちは弱めです。アルコール12%。
香りは青リンゴ、微かにトースト感。
ドライな口当たり。熟成感はあまり無く、かっちりとした印象です。
基本情報
- 生産者 Domaine la Borderie
- 産地 フランス
- 品種 シャルドネ80%、ピノ・ブラン 20%
- インポーター タカムラ
- 購入先 ワインセラーウメムラ
- 購入価格 4本11,000円セット(単品6,578円)
同一商品は販売されていないようです。
ほかにピノ・ブランが使われているのはこちら。
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ブラン・ド・ノワールもあります。
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