今回はこちらのブルガリアのワイン。
ブルガリアワインは6,000年以上の歴史があります。
作り手はDomaine Bessa Valley。
Enira wine
ハプスブルク家の末裔Stephan von Neipperg(ステファン・フォン・ナイペルグ)伯爵が手掛けるワイナリー。
ナイペルグ伯爵は、ボルドーにおいて、Chateau Canon La Gaffeliere(シャトー・カノン・ラ・ガフリエール)やLa Mondotte(ラ・モンドット)といったサン・テミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBの格付けシャトーを含む6つのシャトーを所有しています。
ワイナリーがあるのは、ブルガリア第二の都市プロヴディフの西側です。
北側を丘、南側をロドピ山脈に囲まれており、土壌は粘土石灰岩のところです。
ブルガリアのワイン産地としては、トラキア・ヴァレーのエリアに含まれます。
ブルガリアには2,000以上の土着品種がありますが、国際品種の栽培も盛ん。
Domaine Bessa Valleyでも、ボルドー系などの国際品種を栽培しており、今回のワインEniraはメルロー48%、シラー31%、プティ・ヴェルド15%、カベルネ・ソーヴィニヨン6%2017ヴィンテージ)という複数品種のブレンドで作られます。
メルロー主体のボルドーブレンドと思いきや、シラーが多めにブレンドされているのが特徴でしょうか。
熟成はフレンチオーク樽で一年で、樽の内訳は.1年落ち10%、2年落ち70%、3年落ち20%。
しっかり濃いガーネットで、フチはほんのりレンガ。アルコール14.5%。
カシスにチョコレート。ピーマンのような青さも。
ドライで滑らかな口当たり。後味にやや酸味があります。
アルコールのボリューム感はしっかり感じますが、味わい自体はそこまで重たくなく、フレッシュさもあります。美味しい。
基本情報
- 生産者 Domaine Bessa Valley Winery
- 産地 ブルガリア
- 品種 メルロー48% シラー31% プティ・ヴェルド15% カベルネ・ソーヴィニヨン6%
- インポーター ヴィントナーズ
- 購入先 トスカニー
- 購入価格 2,189円