週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

Teusner Riebke Shiraz 2019

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今回はこちらのワイン。
オーストラリアのシラーズです。

作り手はTeusner Wines。
https://www.teusner.com.au/

2001年、Kym Teusner(キム・トイスナー)とMick Page(ミック・ペイジ)が創業したワイナリーです。
彼らは、パブで樹齢85年のグルナッシュが除去されるという話を聞き、古木を残すことを条件に4倍の金額で買い取ることを提案。ここからワイナリーがスタートします。

ワイナリーがあるのはバロッサ・ヴァレーです。

南オーストラリア州の州都アデレードから北東にあるこのエリアは、1840年代にブドウが植えられ始めた、オーストラリアで歴史あるワイン産地です。
また、フィロキセラ禍を受けておらず、1840年代のブドウの古木も残っています。
気候としては降水量が少なく、乾燥しており、生産量の半分以上をシラーズが占めます。

Teusner Winesでは、バロッサ・ヴァレーに隣り合うイーデン・ヴァレーを含め、グルナッシュ、シラーズ、マタロ(ムールヴェードル)といったローヌ系の品種やカベルネ・ソーヴィニヨン、また、リースリングセミヨンなどからワインを作っています。

今回のワインRiebke Shirazは、Ebenezer(エベネザー)地区で6代続くリプキー家の樹齢20年から50年のブドウから作られます。リプキー家は、このワイナリー創設のきっかけとなった一家とのこと。
ウェブサイトを見る限り、2020年のヴィンテージはボトルのエチケットが変更になっているようです。

Teusner Riebke Shiraz 2019

透けないほど濃いガーネット、アルコール14.5%。
ブラックベリー、バニラ、チョコレート、ユーカリ
熟した果実味、細かくて柔らかなタンニンに酸味もあり。アルコール度数の高さま相まって、力強い味わい。
抜栓して二日目になると、滑らかさが増して、よりいい感じに変化します。

基本情報

  • 生産者 Teusner Wines
  • 産地 オーストラリア
  • 品種 シラーズ
  • インポーター ヴィレッジ・セラーズ
  • 購入先 トスカニ
  • 購入価格 2,332円

2019ヴィンテージ

2020ヴィンテージ

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