今回はこちらのワイン。
オーストラリアのシラーズです。
作り手はTeusner Wines。
https://www.teusner.com.au/
2001年、Kym Teusner(キム・トイスナー)とMick Page(ミック・ペイジ)が創業したワイナリーです。
彼らは、パブで樹齢85年のグルナッシュが除去されるという話を聞き、古木を残すことを条件に4倍の金額で買い取ることを提案。ここからワイナリーがスタートします。
ワイナリーがあるのはバロッサ・ヴァレーです。
南オーストラリア州の州都アデレードから北東にあるこのエリアは、1840年代にブドウが植えられ始めた、オーストラリアで歴史あるワイン産地です。
また、フィロキセラ禍を受けておらず、1840年代のブドウの古木も残っています。
気候としては降水量が少なく、乾燥しており、生産量の半分以上をシラーズが占めます。
Teusner Winesでは、バロッサ・ヴァレーに隣り合うイーデン・ヴァレーを含め、グルナッシュ、シラーズ、マタロ(ムールヴェードル)といったローヌ系の品種やカベルネ・ソーヴィニヨン、また、リースリングやセミヨンなどからワインを作っています。
今回のワインRiebke Shirazは、Ebenezer(エベネザー)地区で6代続くリプキー家の樹齢20年から50年のブドウから作られます。リプキー家は、このワイナリー創設のきっかけとなった一家とのこと。
ウェブサイトを見る限り、2020年のヴィンテージはボトルのエチケットが変更になっているようです。
透けないほど濃いガーネット、アルコール14.5%。
ブラックベリー、バニラ、チョコレート、ユーカリ。
熟した果実味、細かくて柔らかなタンニンに酸味もあり。アルコール度数の高さま相まって、力強い味わい。
抜栓して二日目になると、滑らかさが増して、よりいい感じに変化します。
基本情報
- 生産者 Teusner Wines
- 産地 オーストラリア
- 品種 シラーズ
- インポーター ヴィレッジ・セラーズ
- 購入先 トスカニー
- 購入価格 2,332円
2019ヴィンテージ
2020ヴィンテージ