週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

甲州鳥居平畑プライベートリザーブ 2018

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今回はこちらの日本ワイン。

作り手は、中央葡萄酒。
1923年に三澤長太郎氏が勝沼町に創業。「長太郎印葡萄酒」を発売したところから始まります。
その後、1953年に三代目の三澤一雄氏が中央葡萄酒株式会社を設立し、ブランド名を「GRACE」と名付けました。

ワイナリーで栽培に力を入れている品種が甲州です。
甲州は日本の固有品種で、OIV(国際ブドウ・ワイン機構)への登録もあり、国内での生産も盛ん。
国税庁酒類製造業及び酒類卸売業の概況(令和2年度調査)によれば、甲州は、ワイン原料用国産生ぶどうの生産量では品種別でトップの3,376トン。 中でも山梨県甲州の生産量が3,198トンと、生産量の95%弱を占めます。
ちなみに、品種別2位はマスカット・ベーリーAで、こちらも生産量のトップは 山梨県です。

グレイスワインは甲州を使ったワインに力を注ぎ、世界のワインコンクールでも評価を得ています。

今回の甲州鳥居平畑プライベートリザーブは、勝沼町鳥居平地区にある畑のブドウから厳選したものを使って作られます。
鳥居平地区は標高450メートルの南西向き斜面にあり、ぶどうがよく熟すのが特 徴。ワインは、フレンチオーク樽で発酵、ステンレスタンクで熟成。

甲州鳥居平畑プライベートリザーブ

外観は薄いライトイエロー。
香りは、りんごや洋梨といった果実に、樽香も。
味わいはミネラル感に、円みのある酸味。また、ほろ苦さがあって、バランスを整えている印象。

基本情報

  • 生産者 中央葡萄酒
  • 産地 日本
  • 品種 甲州
  • 購入先 中央葡萄酒ワイナリーショップ
  • 購入価格 忘れました(確か3,000円くらい)
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