週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

Dominique Portet Fontaine Yarra Valley Cabernet Sauvignon 2018

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今回はこちらのワイン。
オーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨンです。

作り手はDominique Portet。
Dominique Portet - Yarra Valley

オーナーのDominique Portet氏は、元々はボルドーで9代続くワインメーカーに生まれます。父のAndré Portet氏は、シャトー・ラフィット・ロートシルトでワイン醸造の責任者として20年間働いていました。
Dominique氏は、モンペリエ大学醸造を学び、メドック、ローヌ、プロヴァンス、そしてモエ・エ・シャンドン社で経験を積みます。その後はナパ・ヴァレーに渡りますが、1976年にオーストラリアへ。ヴィクトリア州ピレニーズでフランス法人のTaltarni Vineyardsを設立。また、タスマニアにClover Hill Vineyardsも設立します。

Dominique Portetの設立は2000年のこと。出身地でもあるボルドーに匹敵するワインを作る産地として、ヤラ・ヴァレーを選びました。
現在は息子の一人Ben Portet氏もワインメーカーとして加わっています。

畑では、ソーヴィニヨン・ブランシャルドネカベルネ・ソーヴィニヨンピノ・ノワールメルローを栽培しているほか、Heathcoteにある契約農家ではシラーズとカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培。
Heathcoteはこちら。メルボルンから北に120kmほどのところです。

Dominique Portet Fontaine Yarra Valley Cabernet Sauvignon 2018

ではテイスティングです。
濃いガーネット、フチは明るめの紫。アルコール13.5%。
ブラックベリー、カシス、バニラ、チョコレート。ミントやユーカリのスッとした感じも。
酸味はややしっかり。タンニンは弱めながら滑らか。味わいにもミント感とスパイス感。

基本情報

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