週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

Château Raymond Lafon 2015

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今回はデザートワインです。

作り手はChâteau Raymond Lafon。
Château Raymond-Lafon

設立は1850年で、シャトー名でもある Raymond Lafon氏により創設されました。
畑はChâteau d'Yquemに隣接しており、そのほかも1級シャトーに囲まれています。にもかかわらず、シャトーに格付けが無いのは、格付け当時はブドウの生産量が少なく、格付けされなかったからだそう。

地図を見るとChâteau d'Yquemがあるのが分かります。

その後は所有者の変更などで荒廃しますが、1972年に当時Château d'Yquemで技術責任者だったPierre Meslier氏がこのシャトーを購入してから、再び評価を高めていきます。現在もMeslier家が所有。

Pierre Meslierの所有となって以降に畑も買い足していき、現在では18haまで拡大。そのうち16haでブドウを栽培しています。
栽培品種は、セミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%で、平均樹齢は35年です。

ワインはオーク樽で3年熟成しますが、瓶詰めの前に品質を確認し、20%(年によってはそれ以上)はバルクで売却されるとのこと。

Château Raymond Lafon 2015

色は濃い黄金色で、粘性高め。アルコール13.5%。
香りはハチミツ、黄桃、あんず、パイナップル。
粘度高めながら、滑らかな口当たり。わずかにスパイス感も。

基本情報

2015年はなかったので2010年ヴィンテージ。

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