週刊ワイン

週刊ワイン

飲んだワインの備忘録。

Côtes du Rhône Rouge Cuvée Maclura 2017

今回はこちらのワイン。

作り手はChâteau Pégau。 Home page - PEGAU - Domaine & Château

Domaine du Pegau(ドメーヌ・デュ・ペゴー)は、2012年にシャトーヌフ・デュ・パプから南に6kmのところにある畑が売りに出ていることを知り、購入。この地がシャトー・ペゴーとなります。

栽培や醸造はドメーヌ・デュ・ペゴーと同じように行うので、違う点は畑だけらしいです。
黒ブドウ品種を栽培する畑は、小石に覆われた粘土質の土壌で、グルナッシュを主体に、シラー、ムールヴェードル、サンソーを作ります。

キュヴェ・マクルーラは、コート・デュ・ローヌのワイン。
セパージュはグルナッシュ 60%、シラー 25%、ムールヴェードル 10%、サンソー 5%とのこと。

COtes de Rhone Rouge Cuvee Maclura 2017

色は黒みを帯びたガーネット。アルコールは14.5%。
香りはブラックベリー、カシス、革。
酸とタンニンともに豊富で、とてもパワフル。後味にスパイシーさがあります。

基本情報

  • 生産者 Château Pégau
  • 産地 フランス
  • 品種 グルナッシュ 60%、シラー 25%、ムールヴェードル 10%、サンソー 5%
  • インポーター ミレジム
  • 購入先 ワインセラーウメムラ
  • 購入価格 福袋9本22,000円(単品2,420円)

うきうきスーパーセール限定福袋2022年9月

9月の楽天スーパーセールで福袋を購入したので、中身をご紹介します。

購入したのは、
うきうきワインの玉手箱

1万円de高級ピノ・ノワール赤3本セット。

中身はこちらです。

うきうき2022年9月

左から順に、
Calera Pinot Noir Central Coast 2018
単品3,608円
1. Chambolle Musigny Georges Lignier et Fils 2017
単品8,250円
Chorey les Beaune Cellier des Ursulines 2012
単品3,828円

合計15,686円
税込11,000円のところ、1.43倍でした。

Savigny les Beaune Ez Connardises 2017

今回はこちらのワイン。

作り手はJean Baptiste Boudier。
ブーディエ家の5代目ジャン・バティスト氏は、ワイン作りに対する父親との考え方の違いから、3haの畑を譲り受け、独立。

ジャン・バティスト氏は、ボーヌ、ディジョンボルドーでワインについて学びました。
ワイナリーでの研修も、コート・ド・ボーヌ(ニコラ・ロシニョール)、サンテミリオンニュージーランド(ジョルジュ・ミシェル)、シャトーヌフ・デュ・パプ(ヴィウ・テレグラフ)、ジュヴレ・シャンベルタン(マルシャン・フレール)、ルーション(ドメーヌ・ゴービー)、そしてペサック(オー・ブリオン)と、豊富な経験があります。

所有する畑は、ペルナン・ヴェルジュレスのほか、サヴィニ ー・レ・ボーヌ、アロース・コルトン、ショレイ・レ・ボーヌ、さらにコルトン・シャル ルマーニュにも拡大。
現在は、父親にも認められ、すべての畑と醸造所も継いでいます。

今回のワインEz Connardisesは、プルミエ・クリュのLes Lavièresのすぐ下にある畑で、土壌は沖積石が堆積した粘土石灰質。
ブドウは100%除梗し、土着酵母で発酵、14か月樽熟成。

Savigny les Beaune Ez Connardises 2017

色は輝きのあるルビー。アルコール13%。
香りは、バラ、シナモン、腐葉土、赤系のベリー。
豊かな酸となめらかなタンニン、旨味もあります。親しみやすい味わい。

基本情報

  • 生産者 Jean Baptiste Boudier
  • 産地 フランス(ブルゴーニュ
  • 品種 ピノ・ノワール
  • インポーター テラヴェール
  • 購入先 タカムラワインハウス
  • 購入価格 ワインセット4本11,000円(単品5,632円)

Angeline Rosé of Pinot Noir 2017

今回はこちらのワイン。

作り手はAngeline。
Angeline - Martin Ray Vineyards & Winery

1990年、Courtney Benham(コートニー・ベンハム)が、ソノマのロシアン・リヴァー・ヴァレーで設立しました。
同じ頃、Martin Ray Wineryを購入し、両ワイナリーは兄弟ブランドとして展開。
地図上でもMartin Ray Wineryの方表示されています。

畑は、ワイナリーがあるロシアン・リヴァー・ヴァレーを含むソノマをはじめ、メンドシーノ、モントレー、サンタ・バーバラ、パソロブレスと、カリフォルニアの北から南に広がっています。

中でもソノマでは、冷涼なロシアン・リヴァー・ヴァレーでソーヴィニヨン・ブランピノ・ノワール、温暖なアレキサンダー・ヴァレーとドライ・クリーク・ヴァレーではボルドー系品種を栽培。

Angeline Rosé of Pinot Noir 2017

色はキレイなサーモンピンク。アルコール12.5%。
香りは、いちご、ラズベリーさくらんぼ。
味わいはフレッシュで、爽やかな酸を感じます。

基本情報

Sekthaus Biffar Rose Brut

今回のワインはドイツからです。

作り手はJosef Biffar。
Weingut Josef Biffar - Startseite

日本人の徳岡史子さんが醸造家を務めます。
そのため、公式サイトも日本語に対応。

1723年にフランスのリヨンからDeidesheim(ダイデスハイム)に移り住んだビファー家。
1879年にヨゼフ・ビファー沿岸部醸造所を設立し、ワインを生産してきましたが、後継者がおらず、2010年に廃業が決まっていました。
その頃、徳岡さんはファルツにある別の醸造所との契約が終了したタイミングだったことから、ビファーを引き継ぎ、運営を続けています。

ワイナリーでは、和食を提供するレストラン「fumi」もあり、ビファーのワインと和食を楽しむことができます。

ワインはシュール・リーにより、酵母と長期間熟成させます。
スティルワインは最低15か月、酵母と熟成。
ゼクトは、普通のゼクトで最低6年間、高級なゼクトでは10年間熟成です。

Sekthaus Biffar Rose Brut

色はオレンジに近いピンク。細かい泡立ちです。アルコール12.5%。
香りはラズベリーとか赤系のベリー、香ばしい感じ。
すっきりした味わい、後味にしっかりめの苦味が残ります。

基本情報

  • 生産者 Josef Biffar
  • 産地 ドイツ
  • 品種 ピノ・ノワール
  • インポーター 徳岡
  • 購入先 ワインセラーウメムラ
  • 購入価格 福袋6本22,000円(単品2,310円)

Consejo de la Alta Tempranillo 2016

今回はこちらのワイン。

作り手はConsejo de la Alta。
Bodega Consejo de la Alta | Vino La Rioja (Cenicero)

1990年にワイン好きの友人が集まってできたワイナリーです。
ワイナリーがあるのはCenicero(セニセロ)という、リオハ・アルタの中心の町。

140ha以上のブドウ畑を所有しており、テンプラニーリョやグラシアーノ、マスエロといった土着品種のほか、シャルドネといった国際品種も栽培しています。
ワインは二つのブランドでリリースされており、Consejo de la Altaは厳選されたブドウで作るライン、 RialtaIはお手頃価格のラインです。

今回は、Consejo de la Altaからスタンダードなテンプラニーリョです。
ブドウは手摘みで、手作業で選別、除梗した後、タンクで発酵。6か月樽熟成し、果実味を生かして仕上げるとのこと。

Consejo de la Alta Tempranillo 2016

色は明るいガーネット、アルコール13.5%。
香りはブラックベリー、カシス、バルサミコ酢、土。
しっかりとした果実味。荒々しさのある酸味とタンニンです。

基本情報

  • 生産者 Consejo de la Alta
  • 産地 スペイン
  • 品種 テンプラニーリョ
  • インポーター ミリオン商事
  • 購入先 ワインセラーウメムラ
  • 購入価格 福袋6本22,000円(単品2,310円)

Jean-Marc Brocard Montee de Tonnerre 2017

今回のワインはこちらのシャブリです。

作り手はJean-Marc Brocard。
Domaine Jean-Marc Brocard, owner - grower in Chablis

1973年にシャブリの南西にあるPréhy(プレイー)で設立されました。
家族経営ですが、現在では200haの畑を所有しています。

1995年に息子さんが加わって以後、ビオディナミ栽培を進めてきました。
1997年には11haがビオディナミとなり、今では60haが有機栽培に、40haがビオディナミに、それぞれ認定されるなど、シャブリにおけるビオディナミの 第一人者と言える生産者です。

商品のラインナップは、プティ・シャブリから一通りのグラン・クリュまでそろっていますが、今回のワインはプルミエ・クリュのモンテ・ド・トネールから。
モンテ・ド・トネールはグラン・クリュのブランショの南隣に位置し、南西向きの土地です。

Jean-Marc Brocard Montee de Tonnerre 2017

明るめの黄金色、アルコール12.5%。
香りは、りんご、花梨、はちみつ、バター。
酸は強くはなく、スッキリした印象。ミネラル感は控えめに感じます。厚みと円みのある味わいで、後味にかけて樽と苦味があります。美味しいです。

基本情報

  • 生産者 Jean-Marc Brocard
  • 産地 フランス(ブルゴーニュ
  • 品種 シャルドネ
  • インポーター テラヴェール
  • 購入先 タカムラワインハウス
  • 購入価格 ワインセット4本11,000円(単品5,632円)
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