週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

Fattoria Le Pupille Morellino Di Scansano 2020

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今回はこちらのワイン。

作り手はFattoria Le Pupille。 Home - Fattoria Le Pupille

現在のオーナーであるElisabetta Geppetti氏は、1985年に義父が亡くなったことからワイナリーを引き継ぎます。当時20歳でした。
義父の友人だったGiacomo Tachis(ジャコモ・タキス)氏(※スーパータスカンの父と呼ばれ、サッシカイアなどを生み出した醸造家)からワイン作りを学びました。
1992年にモレッリーノ・ディ・スカンサーノ協会が設立されると、初代の会長に就いています。
2011年からはElisabetta氏の長女であるClara(クララ)氏が参加し、母とワイナリーを支えます。

ワイナリーの場所を地図で確認すると、Grosseto(グロッセート)の近くにあります。
このグローセットは、「Maremma(マレンマ)」というトスカーナ州南部からラツィオ州北西部にかけての地域の中心都市となっています。

畑はというと、Scansano(スカンサーノ)とMagliano(マリアーノ)の間に散らばる形で75haの畑を所有しているとのこと。

今回のワインMorellino di Scansanoのセパージュについてはいろんな情報があります。
購入したサイトでは、サンジョベーゼ、アリカンテ、マルヴァジア・ネーラとあります。割合は不明。
海外のサイトを見てみると、サンジョベーゼ、アリカンテ、チリエジョーロとしているところもあります。こちらも割合不明。
インポータ―のサイトには2018年ビンテージの情報が記載されていて、サンジョベーゼ85%、アリカンテ10%、チリエジョーロ5%。基本情報にはこちらを記載しておきます。

ちなみに公式サイトには、2022年ビンテージですがデータシートがあり、こちらはサンジョベーゼ90%、チリエジョーロとアリカンテ10%だそうです。

Fattoria Le Pupille Morellino Di Scansano 2020

明るいルビー。アルコール13.5%。
チェリー、土、甘草。ステンレスタンク熟成みたいですが、バニラのような甘さも。
酸味がやや強めで、タンニンはやや控えめ。ジューシーで口当たり滑らか。

基本情報

  • 生産者 Fattoria Le Pupille
  • 産地 イタリア
  • 品種 サンジョヴェーゼ85% アリカンテ10% チレージオーロ5%
  • インポーター スマイル
  • 購入先 トスカニ
  • 購入価格 2,178円
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