週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

Villa Wolf Pinot Gris 2021

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今回のワインはこちら。
ドイツはファルツのピノ・グリです。

作り手はVilla Wolf。
Weingut Villa Wolf – Einen großen Wein zu genießen, ist ein einzigartiges Vergnügen

もともとは、1756年にJ.L.ヴォルフの名前で創設されたワイナリーですが、1996年にドクター・ローゼンのエルンスト ・ローゼン氏が経営を引き継ぎ、Villa Wolfとなりました。
ワイナリーがあるのは、ファルツのWachenheim。
ドクター・ローゼンがあるモーゼルに比べ、温暖な気候にあり、熟したブドウが作られます。

今回は、ヴァラエタルのシリーズからピノ・グリをチョイス。
ピノ・グリ(Pinot Gris)の「gris」はフランス語で灰色。その名「グリ」のとおり、灰色がかった青色やピンクの果皮になるブドウです。ドイツでは、グラウブルグンダー(Grauburgunder)と呼ばれるほか、イタリアのピノ・グリージョも同じ品種です。
ピノ・ノワールの突然変異種で、ブルゴーニュ地方が原産とされます。
そのブルゴーニュでは、現在はほとんど栽培されておらず、フランス国内だとアルザス地方において主要品種となっています。冷涼な気候のアルザスでは、早熟なピノ・グリを熟させ、しっかりとしたワインに仕上げます。
ドイツのピノ・グリ(グラウブルグンダー)も、アルザスに近いワインの作り。
イタリアのピノ・グリージョは、多くの場合、早めに収穫することで酸を残し、ライトに仕上げられます。

Villa Wolfのピノ・グリは、ステンレスタンク、オークの大樽、コンクリートタンクで発酵。マロラクティック発酵は無しです。

Villa Wolf Pinot Gris 2021

色は透けた感じのレモンイエロー。アルコール12.5%。
洋梨、八朔、はちみつ。
ぽってりとした果実味ですが、重たくはない印象。穏やかな酸味とミネラル感。

基本情報

  • 生産者 Telmo Rodriguez
  • 産地 ドイツ
  • 品種 ピノ・グリ
  • インポーター ヘレンベルガー・ホーフ
  • 購入先 葡萄畑ココス
  • 購入価格 2,090円
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