今回はこちらのワイン。
オーストラリアのシラーズです。
作り手はPirramimma Wines。
Pirramimma Wines – A family tradition since 1892 – McLaren Vale
Johnston(ジョンストン)家がオーナーの家族経営のワイナリーです。
同家は、1839年に南オーストラリア州に移住。その後、1892年に創設者のAlexander Campbell Johnston氏がマクラーレン・ヴェイルに97haの畑を購入し、Pirramimma Winesをスタートしました。
ワイナリーの名前の「Pirramimma」は、アボリジニの言葉で「月と星」を意味します。
現在は、創設者の孫にあたるGeoff Johnston氏がオーナーを務めます。
ワイナリーの前の道はJohnston Roadという名前がついています。
ワイナリーがあるマクラーレン・ヴェイル(McLaren Vale)は、南オーストラリア州の州都アデレードから南に35kmほどにあるワイン産地。南オーストラリア州で最初にブドウが植えられたところです。
西側にはセント・ヴィンセント湾があり、海からの影響を受けるエリアで、地中海性気候に属します。
栽培されるのは黒ブドウがメインで、特にシラーズが多くなっています。
Pirramimma Winesでは、300エーカー(約121ha)以上の畑を所有しており、13品種が栽培されています。
その中でも、今回のStocks Hillは、Pirramimma Winesのフラッグシップのワインです。
Stocks HillというPirramimma Winesが保有する中でも最小区画で栽培するブドウから作られます。
熟成などの詳細はわかりませんが、アメリカンオーク樽とフレンチオーク樽の両方を使用しているようです。
やや明るいガーネット。アルコール14.5%。
プラム、ブラックベリー、胡椒、チョコレート。ウッディなニュアンスも。
熟した果実味、細かなタンニン。酸味もあって、バランスかいい感じ。
基本情報
- 生産者 Pirramimma Wines
- 産地 オーストラリア
- 品種 シラーズ
- インポーター ヴァイアンドフェロウズ※2023年4月ヴァイアンドカンパニーからに社名変更
- 購入先 葡萄畑ココス
- 購入価格 2,266円