週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

The Four Graces Willamette Valley Pinot Noir 2016

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今回はこちらのワイン。
アメリカ・オレゴン州ピノ・ノワールです。

作り手はThe Four Graces。
The Four Graces - Willamette Valley Winery

2003年に、Black家が家族の保養地として、Willamette Valley(ウィラメット・ヴァレー)のDundee Hills(ダンディーヒルズ)にあったブドウ畑を購入し、ワイン作りをスタート。同じ年、4人の娘にちなんでThe Four Gracesが設立されました。
現在はBill Foley氏によって所有されています。

ワイナリーがあるウィラメット・ヴァレーは、海岸山脈とカスケード山脈に挟まれた広いエリアで、オレゴン州最大のワイン産地です。
ウィラメット・ヴァレー内にはサブのAVAがありますが、The Four Gracesでは3つのAVAで畑を所有しています。
ひとつはワイナリーがあるDundee Hills。そして、Van Duzer CorridorとYamhill-Carlton です。
それぞれの位置関係としては、オレゴン州の州都Salem(セイラム)と最大都市Portland(ポートランド)の間あたりにDundee Hillsがあり、その西隣にYamhill-Carltonがあります。Van Duzer CorridorはSalemの西で、ほかの二つとは少し離れたところです。

Dundee HillsとYamhill-Carltonは隣接していますが、前者はJoryと呼ばれる火山性土壌で、後者は砂質ロームと、異なる特徴を持ちます。

今回のワインはWillamette Valleyということで、三つの畑をはじめ、Ribbon Ridge やWillamette Valleyといった広域のブドウを使用したワイン。 熟成はフレンチオーク樽(新樽15%)で9か月。

The Four Graces Willamette Valley Pinot Noir 2016

暗めのルビー。アルコール14.5%。
ラズベリー、バニラ、チョコレート、湿った葉。
明るい酸味に、タンニンは滑らか。少しクセのあるスパイシーさも感じます。

基本情報

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