週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

Rosso Piceno Boccadigabbia 2019

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今回はこちらのワイン。

作り手はBoccadigabbia。
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ワイナリーの土地は、ナポレオン・ボナパルトがイタリアを併合してから、ボナパルト家が所有していました。
これを、1956年にMariano Alessandri氏が購入しました。
現在は、Mariano氏の息子であるElvidio (Elvio) Alessandri氏がオーナーとなっていま す。

ワイナリーがあるのは、アドリア海沿いのFontespinaの町から少し内陸に入ったところ。
畑は10haで、南向き。海が近いため、その影響も受けます。
モンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼ、トレッビアーノとともに、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローピノ・ノワールなどのフランス系品種も栽培されています。

また、1996年には、アドリア海から25kmほど離れたMontanelloの丘陵にあるTenuta Florianaを取得しました。
25haほどの畑には、モンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼ、ヴェルディッキオやmaceratino(マチェラティーノ)という品種が栽培されています。
Montanelloの場所はこちらです。

今回のワインはロッソ・ピチェーノ。ワイン名はDOCの名前でもあります。
Rosso Piceno DOCはマルケ州の広い部分をカバーしており、Ancona、Macerata、Fermo 、Ascoli Picenoの4県にまたがります。
規定では、モンテプルチアーノ35%~85%、サンジョベーゼ15%~50%、その他品種が15%まで使用可能です。

Boccadigabbiaのロッソ・ピチェーノは、テクニカルシートによればモンテプルチアーノ60%とサンジョベーゼ40%。 スチールタンクで発酵、1年または2年使用したフレンチオーク樽で10か月から12か月熟成。

Rosso Piceno Boccadigabbia 2019

色は深いルビー。アルコール14.5%。
プラム、ダークチェリー、皮、チーズ、バニラ。甘さ感じる香り。
フレッシュで酸味はやや強め。タンニンも力強く、ふくよかで旨味を感じます。

基本情報

  • 生産者 Boccadigabbia
  • 産地 イタリア
  • 品種 サンジョヴェーゼ60%、モンテプルチアーノ40%
  • インポーター ラシーヌ
  • 購入先 トスカニ
  • 購入価格 2,365円
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