週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

Collio Pinot Grigio Ronco Blanchis 2020

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今回はこちらのワインです。

作り手はRonco Blanchis。
Ronco Blanchis – Bianchi vini del Collio

Giancarlo Palla氏と息子のAlberto氏、Lorenzo氏が運営するワイナリーで、スロヴェニアの国境に近いMossaというコムーネにあります。

MossaはDOC Collioのエリアにあり、畑はワイナリーの名前にもあるブランキスの丘に位置しています。
この畑は、昔はオーストリア帝国スペイン王国が所有してきた土地です。

DOC Collioというは、スロヴェニア国境沿いに、三日月の形に広がる生産地域です。
スロヴェニア国境に沿って、東はGorizia(ゴリツィア)から西はCormons(コルモンス)まで広がる生産地域で、全体は三日月型をしています。その中でMossaがあるのはだいたい真ん中くらい。
また、Mossaの南側には飛び地の生産地域もあります。 Ponca(ポンカ)と呼ばれる泥灰土と砂岩の柔らかい土壌をしています。

生産の80%以上が白ワインで、12種類の白ブドウ品種が使用可能です。Friulano (フリウラーノ)やRibolla Giala(リボッラ・ジャッラ)といった土着品種も多く作られていますが、生産量トップはピノ・グリージョとなっています。(2番目はソーヴィニョン・ブラン

赤ワインに使用できるのは5種類のブドウ(メルローカベルネ・フランカベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール、ピノ・ネロ)で、こちらには土着品種はありません。

Collio Pinot Grigio Ronco Blanchis 2020

色はレモンイエロー、ややオレンジがかって見えるます。アルコール13.5%。
黄桃、パイナップル、バニラ、キャラメル、ハチミツ。樽感やスモーキーさも感じます。
果実味しっかりで、酸味は少なめ。後味には苦みを伴います。

基本情報

  • 生産者 Ronco Blanchis
  • 産地 イタリア
  • 品種 ピノ・グリージョ
  • インポーター フードライナー
  • 購入先 トスカニ
  • 購入価格 2,651円
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