週刊ワイン

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飲んだワインの備忘録。

Château d'Orschwihr Riesling Grand Cru Pfingsberg 2014

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今回のワインはこちら。

作り手はChâteau d'Orschwihr。
Château d'Orschwihr – Vins d'Alsace, Rangen, Bollenberg – Vins D'Alsace Grands Crus – Kessler, Kitterlé, Pfingstberg, Rangen, Zinnkoepflé

シャトーの歴史は古く、1049年にローマ法皇が訪問した記録があります。
1513年には、ストラスブールの司教が土地を買い取り、フランス革命の後の1854年、現在の所有者であるアルトマン家に購入されました。

ブドウは、化学肥料、殺虫剤、農薬を使わない環境に優しい栽培方法を取り入れています。
収量も、アルザスAOCでは平均65hl/ha、グラン・クリュでは45hl/haを目標としており、AOCの規定よりも低い、収量制限に取り組んでいます。
また、補糖も行わずに仕上げます。

ブドウ畑は、1986年から範囲の拡大を進め、現在では25haを所有しています。
このうち、Bollenberg、 Enchenbergはモノポールです。インポーターの情報によればHuebenもモノポールだそうです。

さらに、5つのグラン・クリュ(Zinnkoepflé、Pfingstberg、Kessler、Kitterlé、Rangen)にも畑があります。
今回のワインPfingstbergは、オルシュヴィールの村の北、標高300mの丘陵地帯の南東向きのエリアです。

Château d'Orschwihr Riesling Grand Cru Pfingsberg 2014

ではテイスティングです。
色はしっかりとしたゴールドで、厚いディスク。アルコールは13%。
香りは、黄桃、八朔、はちみつ。軽いペトロール香もあります。 酸は強めでミネラル感もあり。オイリーながらドライな口当たりです。

基本情報

  • 生産者 Château d'Orschwihr
  • 産地 フランス
  • 品種 リースリング
  • インポーター 巴ワイン・アンド・スピリッツ
  • 購入先 ワインセラーウメムラ
  • 購入価格 福袋9本22,000円(単品4,180円)
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