週刊ワイン

週刊ワイン

飲んだワインの備忘録。

Koyle Cuvee Los Lingues Carmenere 2021

スポンサーリンク

今回はこちらのワイン。

作り手はViña Koyle。 Viña Koyle – Viñedos Orgánicos pioneros de Los Lingues, Alto Colchagua

1885年以来、6世代にわたりワイン作りをし、Viña Undurragaも運営するUndurraga家。
同家が2006年にアンデス山脈の麓にあるLos Linguesに畑を購入し、ワイナリーが設立されたのがViña Koyleです。
ワイナリー名のKoyleは、Los Lingues土着の花の名前から来ているそう。

ワイナリーの場所はこちら。

畑は大きく4つあります。
Los Lingues Estate、Bertolli Estate、Paredones Vineyards、Itata Vineyardsです。

このうち、Los Lingues EstateとBertolli Estateは近いで、アンデス山脈の麓にあります。
Los Linguesの畑はここ。

Paredones Vineyardsは、そこから西に行った太平洋から近いところ。
Itata Vineyardsは、Los Linguesから南に360km 離れた海岸に近いところにあり、名前のとおりイタタ・ヴァレーのエリアと思われます。

このうち、Los Lingues Estateは山の麓で三段のテラスになっており、最も低い一段目は粘土が20%と小石、二段目は粘土が10%から15%とサッカー ボールサイズの石、最上段の三段目は 粘土が5%から10%と少なく、玄武岩の岩盤にあります。

今回のCuvée Los Lingues Carmenereは一段目と二段目のブドウが使われているとのこと。 セパージュは、カルメネール85%、テンプラニーリョ9%、プティヴェルド6%で、熟成はフレンチオーク樽で14か月。

Koyle Cuvee Los Lingues Carmenere 2021

濃いルビー。アルコール14%。インポーターシールでは13.5%。
ブラックベリー、杉、甘草、コーヒー。はじめのうちはピーマンも。
ドライなアタック。適度な酸味があり、タンニンは滑らか。

基本情報

  • 生産者 Viña Koyle
  • 産地 チリ
  • 品種 カルメネール85%、テンプラニーリョ9%、プティヴェルド6%
  • インポーター ヴィレッジセラーズ
  • 購入先 トスカニ
  • 購入価格 1,936円
スポンサーリンク