週刊ワイン

週刊ワイン

飲んだワインの備忘録。

Innisfree Cabernet Sauvignon 2017

スポンサーリンク

今回は福袋からの1本です。

作り手はJoseph Phelps Vinyards。
Joseph Phelps Vineyards

創設者のJoseph Phelpsは、もともとはコロラド州で建設業をしていましたが、1973年にセント・ヘレナ近郊に600エーカーの牧場を購入。
そのうち100エーカーをぶどう畑としてカベルネ・ソーヴィニョンなどを植え付けました。

1974年に、カリフォルニアで初となるシラーとともに、こちらもカリフォルニアで初めてのボルドーブレンドワインで、ワイナリーのフラッグシップである Insignia(インシグニア)を生産。

その後、Rutherford、Oakville、Stags Leap District、Oak Knoll Districtにぶどう畑を拡大。
また、ソノマコーストにも畑を購入し、ピノ・ノワールシャルドネも生産しています。

ワイナリーの場所を確認しておきます。

さて、インシグニアは、上記のとおりワイナリーのフラッグシップのワインで、パーカーポイントで100点を4度記録しているほか、2005年度には2002年ヴィン テージがワイン・スペクテイターで年間1位にも輝いています。
価格も到底手が出ないものである一方で、Innisfree(イニスフリー)は、収穫量が多い年に、インシグニアとナパ・ヴァレー・カベルネで残ったブドウを使っ て造られるワイン。価格も相対的にかなり親しみやすいレベルにあります。

製法は、ステンレスタンクで発酵後、2年~4年のフレンチオークとアメリカンオークのバリックと大樽で16ヶ月熟成。

innisfree cabernet sauvignon
テイスティングです。
色はフチまで濃いガーネットで粘性高めです。ちなみにアルコールは14.5%。
香りは、ブラックベリー、バニラ、甘草、コショウ。
凝縮した果実味に穏やかな酸味で、タンニンは滑らか。余韻もしっかりと残ります。

美味しいワインでした。

基本情報

  • 生産者 Joseph Phelps Vinyards
  • 産地 アメルカ
  • 品種 カベルネ・ソーヴィニヨン主体、プティ・ヴェルド、マルベック、メル ロー、カベルネ・フラン
  • インポーター ジェロボーム
  • 購入先 うきうきワインの玉手箱
  • 購入価格 1万円de辛口赤ワイン3本セット(単品3,718円)

スポンサーリンク