今回はこちら。
イタリアワイン通信講座第9回の2本目です。
作り手は第9回は共通のFontefico。
前回はペコリーノを使った白ワインでしたが、今回は赤ワイン、モンテプルチアーノ・ダブルッツォです。
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ(Montepulciano d’Abruzzo)DOCは、アブルッツォ州の大部分が生産地域として認められており、年間1億本以上の生産本数と膨大です。
ブドウは、モンテプルチアーノ85%以上使用する必要があります。
アブルッツォ州のDOCGは、州北部のコッリーネ・テラマーネ(Colline Teramane)だけだったのですが、2019年にFonteficoもある南部キエーティ県内にTerre Tollesi/Tullum(テッレ・トレージ/トゥルム)DOCGが、新たに指定されています。
ちなみに、モンテプルチアーノという名称ですが、トスカーナ州のワイン「ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチャーノ」とは関係ありません。
こちらのモンテプルチアーノは地名を指し、使用されるブドウはプルニョーロ・ジェンティーレ(サンジョヴェーゼ)という紛らわしさ。
ではテイスティングです。
色は濃いガーネット。アルコールは15%。
香りは、プラム、ブラックベリー、バニラ。
口に含むと、青っぽさのあるアタック。アルコールのボリュームを強く感じます。
一番良さそうなのはボルドーグラス。味わいにまとまりがあります。
基本情報
- 生産者 Fontefico
- 産地 イタリア
- 品種 モンテプルチアーノ
- インポーター ヴィーノハヤシ
- 購入先 ヴィーノハヤシ
- 購入価格 2本で10,780円 (単品4,840円)