今回はこちらのワイン。
イタリアワイン通信講座第1回はトレンティーノ=アルト・アディジェ州から。
作り手はKurtatsch。
Kellerei Kurtatsch
1900年設立のアルト・アディジェで最も古い共同組合のひとつです。
190ヘクタールの畑を190の家族経営の農家が管理します。
場所はこのあたり。
ブドウ畑は標高220mから900mの急斜面に広がっています。
標高の低いところはアルト・アディジェの中でも最も温暖で、赤ワイン用品種の栽培適地です。
さて、今回のワインSonntalerは、スキアーヴァ(Sahiava)という品種のものです。
スキアーヴァは北イタリアげんさんの黒ブドウで、アルト・アディジェが原産とも言われます。
ドイツではトロリンガーと呼ばれる品種です。
スキアーヴァには、スキアーヴァゞグロッサ(グリジア)、スキアーヴァ・ジェンティーレ、スキアーヴァ・チャグレという種類があり、今回のワインも複数品種のアッサンブラージュとのこと。
外観は淡いルビー、アルコールは12.5%。
香りはラズベリーやイチゴといった赤系の果実。
グラスで比較すると、リースリングやボルドーグラスはやや酸がキツめ。ボジョレーグラスがフレッシュな果実味と酸味が楽しめて、バランスが良さそうです。
ワインとしては、コンパクトにまとまったピノ・ノワールといった印象。
基本情報
- 生産者 Kurtatsch
- 産地 イタリア
- 品種 スキアーヴァ
- インポーター ヴィーノハヤシ
- 購入先 ヴィーノハヤシ
- 購入価格 2本で10,780円 (単品4,180円)