今回は、ジヴリのピノ・ノワール。
ジヴリというのは、先日のモンタニーよりも北で、コート・シャロネーズ地区の真ん中ほどに位置します。
モンタニーは白ワインのみ生産できましたが、ジヴリは赤白ともに生産可能。ただし、主体は赤ワインです。
ジヴリは、それほど知名度がないと思われます。
そのため、ブルゴーニュワインの中にあっても、比較的お求めやすいのがありがたいところ。
生産者はドメーヌ・マッス。
公式ページはこちら
https://www.domainemasse.fr/
2000年に4代目のファブリス・マッス氏(Fabrice Masse)が引き継ぎました。 ファブリス氏の代に代わってから、自社瓶詰を増やし、評価を上げているようです。
赤ワインの製造は次のとおり。
5日間の低温でマセラシオンし、その後2週間のアルコール発酵。
発酵した後、新樽30%程度のオーク樽で1年間熟成されます。
では、テイスティングです。
外観は明るい赤色。
香りは、赤いベリーがしっかりです。あとは、キノコとか、土っぽさも感じます。
味わいは、果実味ときれいな酸味。
複雑さはあまりないものの、柔らかな飲み口。
優しさを感じる飲みやすい一本でした。
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